今週、経済産業省は、提出用の記録媒体として定めていた「フロッピーディスク」などの表現を廃止した、と発表しました。「電磁的記録媒体」といった文言に改め、行政手続きのオンライン化を後押しするそうですが、今でもフロッピーを使っていたんですね!
それにしても、久しぶりに聞きました、フロッピーって。
このフロッピー、どの世代までが知っているのか?使っていたのか?気になったので調べてきました。
『コレ、何だか分かりますか??』実物を見せて伺いました。
仕事でお世話になったよ!懐かしい~!
「え?あれね、忘れた。なんやったっけ?(見覚えは?)あるある!フロッピーか。使っていた、昔はね。今はもう全然使ってないけど、久しぶりに見た。67歳。」
「フロッピー、使ってましたよ。もう随分、お目にかかってないけど、懐かしいです。62歳です。」
「フロッピーですね。久しぶりにですね。今、あんまり見ないですよね。感動しますね、なんか昔の恋人にあったような。61歳かな。」
「フロッピーディスクですね。
「MD?あ、違う、フロッピーディスク、3.5インチ。ガチャって入れてよく使っていましたよ。(見るの久しぶり?)そうですね、思わず何かなって一瞬思っちゃいました。56歳です。」
「おぉ!懐かしいですね。これフロッピーディスクで、何て読んでましたっけ?3.5インチ。私が社会人になった頃、コレを使っていました、ワープロで。50歳です。
「フロッピーディスク。
「フロッピーディスク。使っていました、昔ですね、相当、昔。久しぶりに、まだあるんだって感じ。41歳です。」
こちらは67歳から41歳までの方々。お仕事でだいぶお世話になっていたようで、皆さん、懐かしがっていました!
あまりにも久しぶりに見たので、パッと名前が浮かばなかった人もいましたが。でも、ホントに、まだあるんだって感じですものね。
見たことはあるけど・・・。名前は分かるけど・・・。
そして、次の世代の声です。
「え~、ちょっと待ってください。何だっけな?今、ないっすよね?何だっけな?スイマセン、わかんないです。たぶん、聞けば、あぁ~ってなるやつだと思います。(フロッピーディスク)あ!はい。あぁ~ってなりました。今21歳です。」
「分からないです。見たこともないです。なんかSDカード的な?なんか、かな~。(フロッピーディスク)あ、名前、聞いた事あります。22歳です。」
「何だっけ?USBの前みたいなやつですかね。名前ちょっと分からないです。
「あ~見たことはあります(笑)分からないです。(フロッピーディスク)あ~!名前わかります。家にあった気がするんですよね。使った事はないです。24歳です。」
「フロッピーディスク。小学生の時に見たことあるくらい。たぶん、パソコン教室であったかな、と。使った記憶はないです。31歳です。」
「フロッピーディスク。小学校の時の、あ、中学校かな、パソコンで授業であったか、なかったか。
「フロッピーディスク。いや、使ったことないですよ。何だろう?小学生の時にパソコンの授業で見た程度。それ以来です。使うことはなかったですね、実務的には。私は今、37歳です。」
20代は見た事はあるけど、名前は分からない。聞けば「あ~!」と分かる程度。
30代は、名前はすぐ出てくるけど、使ったことがない!
そして、先ほどの声にあったように、40代は仕事でバリバリ使っていた世代、と、見事に分かれました。伺った中で、なので一概には言えませんが、だいたいこの辺りに境界線があるようですね。
久しぶりじゃないですね~昨日も見ました(笑)
最後に、こういう声もありました。
「もちろん、分かります。フロッピーディスクですよね。僕の世代はまだコレでしたんで。
まだ、お世話になっていますし、ちょっと使っているところもあるんですよね。個人じゃないんですけど、会社の古いシステムでちょっと使ってるところがありますので、まだ、目にする機会があります。久しぶりじゃないですね~昨日も見ました(笑)
一応、整備系の仕事なんですけど、まだ使っているシステムが古いやつがあるので、車とか船とか飛行機とか、そういう感じの、たまに使いますね。今年40歳になる。」
「フロッピーディスクね。IT業界で働いていますからね、別に珍しくもなんとも、普通じゃないですかね。
使っているところはあると思う。何だろう、データをあんまり消したくないとか、劣化が怖いという人はコレを使う人もまだ、金融とか、そういったところではあるみたいですけどね。
あと、コレよりもっと大きなディスクとかになると、同じ形をして、例えば、5インチディスクとか、8インチディスクとかあるんですけど、それを見せられたら、うわ!懐かしい!ってなるとは思います。これだと、あぁ・・・くらい。そんなに感動するものじゃなかった。42歳です。」
まだ現役で使っているから、そんなに珍しいモノじゃない。というお話で、ちょっと驚きました!(省庁だけじゃないんですね。)
しかし、20代の反応とは差が大きいです。
まさに、ジェネレーションギャップ、ですね。