日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
お米の需給不安・価格上昇と備蓄米のニュース、みなさん注目されているかと思います。
備蓄米が買いやすくなったり、ほかのお米も在庫が充実するには時間がかかるかも。
そんな中、生活は踊る・水曜チームは、「パックごはん」に注目します!
もちろん、お米を買うより割高にはなりますが、もしものときや、災害備蓄用に活躍してくれるはず!
パックごはん情報
全国包装米飯協会の調査によると、無菌包装米飯とレトルト米飯を合わせた「パックごはん」の、2024年の生産量が23万962トン。この協会が調査をはじめた、2015年は「およそ12万2000トン」なので、ここ10年で倍近くに増えています。それだけ需要もあるということ。
全国包装米飯協会では、非常時のほかに、「炊飯器のスイッチ入れ忘れた!予約時間間違えた!」「子どもが急にお腹空いたと言い出した!」などのシーンで役にたつ、と紹介しています。
そんなパックごはん、リスナーのみなさんに代わり、「生活は踊る」が食べ比べしました。
今回、集めた商品は・・・
最大手のサトウ食品から6商品、セブン・ファミマ・ローソン・コンビニ3社のプライベートブランドほか、無印良品、スーパー系のプライベートブランドなど、全14種類。
セブンプレミアム特別栽培米 宮城県産ひとめぼれ
200g 税込203円
コンビニブランドでは最高点を獲得したセブンイレブンの商品。「バランスが良く、冷めても美味しい」と評価されました。200g入りで税込203円と手頃な価格も魅力です。賞味期限は2026年5月まで。
スタッフ「美味しい。パックご飯の中でも粒立ちがあってふっくらしている」
東洋水産 マルちゃん「ふっくらごはんが炊けました」
国産米100%使用の無菌ごはん3個パック。お米本来の味と香りが活きています。
内容量540g(180g×3)税込618円。
スタッフ「炊き立てのような感じ。粒が立っているように感じる。バランスもいい」
第2位!!サトウ食品「サトウのごはん 新潟県魚沼産こしひかり」
「お茶碗によそってあったら、パックなのか炊飯器で炊いたのかわからない」と絶賛された魚沼産こしひかり。1パック248円で、賞味期限は2026年4月まで。
「お米の1粒1粒がみずみずしく、パサつきゼロ。何をかけても美味しくなる味わい」
第1位!!サトウ食品「サトウのごはん 山形県産つや姫」
採点したスタッフの8割が1位に選んだ逸品。3個パックで538円という価格ながら、その味わいは群を抜いていました。賞味期限は2025年4月まで。
「お米に重みがある。ふわふわ軽いというよりもしっかりとした食感」という特徴があり、つや姫特有の少し細長い粒の形状も楽しめます。
災害時にも活躍するパックご飯の活用法
パックご飯の便利なところは、電子レンジだけでなく湯煎でも温められること。フィルムを剥がさずに15分以上お湯で温めれば、災害時にカセットコンロがあれば温かいご飯が食べられます。
白米だけを食べ比べてみると、お米の違いがはっきりとわかります。お気に入りのパックご飯を見つけて、いつもの食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)