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新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

大好きなフライドポテトが冷めてしなしなになってしまったとき、悲しいですよね。
やっぱり、アツアツ・カリカリのポテトを楽しみたい!ということで、杉山アナと「生活は踊る」水曜チームでさまざまな復活方法を試してみました。“揚げたて”と同じにすることは難しいかもしれませんが、私たちの最適解を探したのでその結果をお伝えします!

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今回、基準にしたのは、マクドナルドの「マックフライポテト」。
マックの冷めたポテトは復活できるのか?試した方法は7パターン。

①電子レンジ
②オーブントースター
③電子レンジ+トースター
④フライパンで油なしで焼く
⑤フライパンで少量の油で焼く
⑥フライパンで揚げ焼き。油は、ポテトが半分ひたるくらい。
⑦揚げ直し。たっぷりの油でしっかり揚げ直す。実質的に、「二度揚げ」のような形。

この中から、評価が高かった3パターンをスーさんに試食してもらいました。

冷めてしなっとしたフライドポテトの復活方法検証!ベストは…

フライパン油なしの焼き方
・焼き時間:1~2分程度
・ポイント:ポテトの油が浮いて焼き色がつく一歩手前で火を止める
・メリット:準備や片付けが簡単で、カリカリ感が復活する
「フライパンで油なしで焼く」方法は、調理器具の準備が簡単で、油を追加しないため後片付けも楽。しかも、適度な焼き加減でカリカリ感が戻るという点が高評価でした。

オーブントースターも優秀
スーさんが良いと言っていたのは「オーブントースター」での温め直し
・加熱時間:2~3分程度
・温度設定:180℃~200℃
・ポイント:ポテトが重ならないように並べる
・評価:外はカリカリ、中はホクホク(ただし中のホクホク感がやや物足りない)

意外と難しかった電子レンジの活用
事前予想では「電子レンジ+トースター」の組み合わせが良いのではと期待されていましたが、実際は思ったほど良い結果が得られませんでした。

・電子レンジのみ:復活度合いが低く、加熱し過ぎるとボソボソになる
・電子レンジ+トースター:レンジの加熱時間を見極めるのが難しく、うまく行かなかった

油で揚げ直す方法について
「揚げ直し」については、20~30秒ほどで最高の揚げ加減になり、時間が経っても美味しさが持続するという利点がありました。ただし、火の入れ過ぎには注意が必要。しかし、準備と片付けの手間を考えると、「もう一度ファストフード店に行って買った方がいい」という意見も。200~300円を払った方が手間暇を考えると合理的かもしれません。

ポテトの種類によって最適な方法は変わる
厚めにカットされた串切り系のフライドポテトは、オーブントースターで3~4分ほど加熱すると、中身のホクホク感も含めてかなり復活するという結果になりました。

冷めてしなっとしたフライドポテトの復活方法検証!ベストは…

試食検証の結果は?

スーさん、杉山アナ、スタッフの感想を総合すると、最も高評価だったのは「フライパンで油なしで焼く」方法でした。

検証結果から、冷めてしなっとしたフライドポテトでも適切な方法で温め直せば、かなり美味しく復活させることができると分かりました。中でも「フライパンで油なしで焼く」方法は、手軽さと美味しさのバランスが良く、最も実用的な温め直し方法と言えそうです。もうポテトが余っても怖くない!これからは捨てずに美味しく復活させましょう。

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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