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見知らぬ国で、オシャレをして女友達と繰り出す夜の街。Barに行けば「一杯おごらせてくれませんか?」と、甘いロマンスを期待させるシチュエーションも...。
Barに忍び寄る危険とは!?

”お酒に目薬を入れて女性を酔わせる”、そんな都市伝説的な話を、日本でも耳にした事があるのではないでしょうか? 残念ながら海外では、ドリンクに”睡眠薬やドラッグ”を混入し女性をBarから連れ出そうとするケースは実際少なくありません。

ある時はトロけるような甘い言葉で、又ある時は誠実さを装いながら言葉巧みに近づいてくる彼。しかし差し出されるそのドリンクは、あなたを酔わせる怖~い一杯カモしれないのです。
【一つ】基本、知らない人からのドリンクは断る

笑顔で礼儀正しく、しかし”はっきり”と「No, thanks!」
もし恋のチャンスを逃したくなければ、「お酒より、あなたとの会話を楽しみたいの」なんてセリフはどうでしょう?
そもそも「Can I buy you a drink?」(一杯おごらせてくれませんか?)には、(僕とちょっとお話しませんか?)の意味が隠れているわけで、目的はあなたと時間を過ごすこと。もし執拗にお酒を進めてくるのなら、それは酔わせるのが狙い。そんな人は断固無視が鉄則です。
【二つ】バーカウンターまでついていく

お酒をおごってもらうなら、一緒にバーカウンターまで行きましょう。彼がドリンク片手に戻ってくるのを席で待つのはNGです。
【三つ】オーダー!コスモポリタン?いえいえ、ボトルドビールが正解

ドリンクチョイスはビールでなくとも、”ボトル瓶タイプ”がおすすめ。口元が狭いので異物を入れづらく、更にバーテンダーが目の前で栓を抜くのを見届ければ安全性はより高まるでしょう。

逆にカクテルは、グラスの口が広いので異物を混入しやいですよね?そういう意味でも最も避けるべきはショート(脚の長い三角形のカクテルグラス)。加えてショートはロング(細長いグラスにたくさん氷が入っている)と比べアルコール度数が高いので、”味の異変に気づきにくい”という欠点も。又、日頃自分が飲み慣れたドリンクを選ぶのも◎。ちょっとでも違和感を感じたら、一口でストップし猛ダッシュで退散です。
【四つ】Cheers!乾杯後も、常にドリンクを守死すべし

目の前の彼がどんなに素敵でも、自分の飲み物から決して目を離さないこと。彼に優しく微笑みながらも、さり気なくグラスを手でカバーするテクニックをマスターして下さい。
又、トイレやダンスなどで席を離れる時は飲みきるのが無難。そうでなければ席に戻った後、残りのドリンクは飲まずに新しいものをオーダーしましょう。
【五つ】グループ行動は大前提

当たり前ですが、Barへは信用できる友人と行き常に行動を共にすること。男性を含む大人数であれば尚良しです。
Barでの振る舞い。大和撫子はしなやかに、かつ毅然と!

ここまで読んで下さったあなた、海外でBarに行くのが怖くなっちゃいましたか?
警戒しすぎて怯えながら過ごす・・・そんな必要は一切ないんです。
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