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大正時代の面影を残す湯の町

写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
山形県尾花沢市の小さな谷間にある「銀山温泉」。江戸時代日本三大銀山に数えられた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」で働いていた鉱夫が、銀山川の中に温泉が沸いているのを発見したのが始まりとされています。
温泉街の中央に流れる銀山川の両側に、大正末期から昭和初期に建てられた木造多層の旅館が立ち並ぶさまは、なんとも風情がありますね。1986年に「銀山温泉家並保存条例」を制定し、町並みを守ってきた努力があってのことです。
ガス灯に浮かび上がるノスタルジックな風景

写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
日が暮れて、ガス灯にあかりが点ると、ノスタルジックな風景が浮かび上がります。人気の台湾の九份にも似た感じがしますね。優しいオレンジの灯りに、湯煙りが漂います。
雪のシーズンが一番人気

写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
雪国山形で、1~2月に最も混み合う場所の一つが銀山温泉。
銀山温泉 泉質・日帰り入浴施設

写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
そして、もちろん温泉でじっくり温まりましょう。現在日帰り入浴可能施設は下記になりますので、定休日など確認の上、お出かけくださいね。
銀山温泉 泉質について
特徴:ほんのりと硫黄の香りがする透明なお湯
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、
関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質:ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)
温度:源泉温度約60℃
日帰り入浴可能旅館(2019年9月30日現在)
メンテナンスや工事で利用不可能の場合もあります。必ず、銀山温泉公式サイト(http://www.ginzanonsen.jp)で最新情報をご確認ください。
http://www.ginzanonsen.jp/shincyaku/s-detail.cgi
銀山荘 【ぎんざんそう】 0237-28-2322
10:00~14:00 (最終受付 13:30)
入浴料 大人1,000円 小人500円
定休日 木曜
旅館松本 【りょかんまつもと】 0237-28-2021
10:30~14:30 (最終受付 14:00)
入浴料 大人500円 小人250円
定休日 不定休 (入口前に看板が出ています)
古勢起屋別館 【こせきやべっかん】 0237-28-2322 ※銀山荘と同じ
11:00~14:00 (最終受付 13:30)
入浴料 大人700円 小学生~中学生300円 小学生以下無料
定休日 無休 ※状況により休館あり
やなだ屋 【やなだや】 0237-28-2030
時間不定休 (入口前に入浴可能看板出ます)
貸切相談可能
瀧見舘 【たきみかん】 0237-28-2164
11:00~14:00 (最終受付 13:30)
入浴料 大人600円 小人300円
定休日 不定休
〔共同浴場〕
しろがね湯
9:00~17:00 (最終受付16:30)
入浴料 大人500円 小人200円
定休日 無休
おもかげ湯 (貸切浴場)
10:00~17:50 (最終受付 17:00)
入浴料 2,000円 / 50分
受付 はいからさん通り 0237-28-3888(カレーパンの店)
定休日 不定休 ※当日の受付のみ
〔足 湯〕
和楽足湯【わらしゆ】
7:00~22:00 無料
屋根がない為天候によっては利用不可の場合あり
参照:銀山温泉公式サイト 最新情報 詳細
ノスタルジックな風景に恋せずにはいられない、山形県の「銀山温泉」。これからベストシーズンが始まります。
一度は訪れたい、銀山温泉。その魅力を確かめに、あなたも出かけませんか。
銀山温泉(ぎんざんおんせん)
【住所】〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑
【公式サイト】銀山温泉 http://www.ginzanonsen.jp
https://youtu.be/kf9F5IppCrE
Ginzan Onsen - Yamagata - 銀山温泉 - 4K Ultra HD/TokyoStreetView - Japan The Beautiful
【主な宿泊施設】
銀山温泉 古山閣
銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘
銀山温泉 藤屋
山形県銀山温泉 能登屋旅館 ほか
参考資料
銀山温泉公式サイト
銀山温泉 山形県
注意:記事掲載の情報は、2019年11月6日現在のものになりますので、詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。