1位:沖縄県(10.5%)

石垣島の川平湾
美しい海と独特の文化が魅力な沖縄は「働きながら心が癒される」理想のワーケーション地として圧倒的な人気!
特に那覇市や恩納村、石垣島・宮古島といった観光地では、ホテル併設のコワーキングスペースやWi-Fi完備のヴィラなどが多数整備されており、滞在のしやすさも抜群です。
オフや仕事後に、シュノーケリングや琉球文化体験、夕暮れ時のビーチウォークなどを楽しめるのもポイント。これらを通じて心身ともにリフレッシュでき、仕事へのやる気も高まりそうですね。
2位:東京都(5.1%)

最先端のビジネス機能を持つ東京は、都市型ワーケーションの代表格。コワーキングスペースの数が全国最多を誇り、どこでもすぐに仕事ができる安心感があります。渋谷や六本木といったビジネス街に加え、世田谷などの住宅地にも快適なワーキング施設が点在。
加えて、美術館、カフェ、ショップ、ライブなどが充実しており、仕事と遊びを切り替えやすいのが大きな魅力です。短期滞在やリモート出張型のワーケーションにも適しています。
3位:北海道(4.9%)

函館・八幡坂と函館港
北海道がワーケーション先として支持されているのは、夏の涼しさに加え、広大な自然と都市機能のバランスが取れているからでしょう。札幌や函館では、便利な都市機能と自然の近さが両立しており、仕事の合間に気軽にリフレッシュできます。
富良野や小樽などには、高速Wi-Fiやコワーキングスペース付きの宿泊施設が豊富。長期滞在向けのワーケーションプランやサテライトオフィスも増えています。
4位:福岡市(3.0%)

天神ビッグバン
「空港から市街地まで10分」という利便性に加え、物価が比較的安く、食のクオリティが高いことも福岡の強み。中心地の天神・博多エリアにはハイスペックなコワーキングスペースやホテルのワークラウンジが多数あり、仕事に集中できる環境が整っています。
一方、車で30~40分の距離にある糸島市では、海を望む古民家ワーケーション施設や宿泊施設が多彩。自然と都市、どちらにもアクセスしやすい二拠点的ワーケーションを実現できます。
5位:長野市(2.3%)

旧軽井沢銀座通り
長野県は、夏は涼しく、冬はスキー・スノーボードと、四季を通じて楽しめる環境が評価されています。特に軽井沢や白馬では、自然と一体になれるようなワーク環境が整っており、「リトリート型ワーケーション」を求める人から定評があるのです。
県や各市町村も移住・定住と合わせたワーケーション支援を展開。補助金制度やサポート窓口の整備も進んでいます。
6位:神奈川県(2.2%)

箱根湯本
新幹線や電車でアクセスしやすい神奈川は、日帰り・短期滞在型ワーケーションにおすすめ。横浜では港町ならではの開放的な雰囲気の中で働け、鎌倉では古民家カフェを活用したクリエイティブな空間が話題に!
また箱根では、ワーケーションプランを提供している温泉付き宿泊施設があり、仕事の合間に湯治という贅沢が叶います。
7位:京都府/大阪府(2.1%)

京町家
町屋をリノベーションしたワーキングスペースが多い京都は、「アイデアを練る」「心を整える」ような仕事に向いた空間が充実。しばらく働きながら滞在することで、観光と切り離された、静かな京都を見つけることもできます。

大阪駅前
一方の大阪は、交通インフラの利便性と、全国屈指の飲食・エンタメ環境により、休日も退屈しません。梅田やなんばには、最新設備を備えたコワーキングスペースやホテル併設のワークラウンジも! 関西圏でのビジネスネットワークを広げたい人にとっても、理想的な拠点といえます。
9位:兵庫県(1.3%)

神戸のベイエリア
神戸は、海と山が近接するロケーションと洗練された都市機能が融合した街です。三宮エリアにはスタイリッシュなコワーキングスペースがあり、出張を兼ねたワーケーションにも最適。六甲山や神戸港などが身近で、集中と休息のバランスが取りやすいです。
また、淡路島は非日常感が得られるリトリート型ワーケーションの拠点として人気です。自然に囲まれた環境と落ち着いた雰囲気に加え、リゾートホテルや古民家を活用したワークスペースが点在しています。
10位:静岡県(1.2%)

熱海サンビーチ
熱海や伊東といった東伊豆エリアは、東京から新幹線で1時間以内とアクセス抜群。観光地として知られながらも、ビジネス需要を見越したワーケーション施設やカフェ型オフィスが増加中です。
静岡市や浜松市では、ワーケーションに対応した宿泊プランが数多く用意され、地域でのお試し移住も体験可能。「そのまま移住」も視野に入れてのワーケーション地としても注目を集めています。
[参考]
ソニー生命「47都道府県別 生活意識調査2024」
[Photos by PIXTA]