【京都・丹後ちりめん精練工場 TANGO OPEN CENTER】屋内で楽しめる展示と工場見学がパワーアップ

京都・丹後エリアで、天候を気にせず楽しめる産地体験として注目を集めているのが、丹後ちりめんの精練工場を一般公開する「TANGO OPEN CENTER」。運営する丹後織物工業組合では、冬の観光シーズンに向けて、屋内で完結する展示・工場見学・体験プログラムの内容がパワーアップしました。雨や雪の多い丹後の冬でも快適に楽しめる、冬こそ行きたいオープンファクトリー体験になりそうです。

日本一の絹織物産地・丹後の中核拠点
丹後地方は、和装用後染め絹織物（表地）の生産量で日本一を誇る産地。その要となる工程が、生地を美しく仕上げるための「精練」です。


2024年6月に開設されたTANGO OPEN CENTERは、この精練工程を実際の工場で見学できるオープンファクトリーと、直営ショップ、体験型ワークショップを併設した産地発信拠点。

丹後ちりめんを「見る・触れる・体験する」ことで理解できる、貴重な施設として運営されています。

冬でも安心！屋内完結型の産地体験

今回の強化では、冬季の来訪ニーズを踏まえ、工場見学・ショップ・ワークショップ・精練体験といった各コンテンツを、屋内動線で一体的に楽しめる構成に再設計されました。

冬の丹後観光で不足しがちな「屋内で学べる・体験できるスポット」として楽しむことができます。

五感で感じる丹後ちりめんの現場

丹後ちりめん織機

精練工場では、機械の動きや音、立ち上る蒸気など、製造現場ならではの迫力を間近で体感。さらに、丹後ちりめんを使ったワークショップでは、生地の質感や仕組みを手を動かしながら学ぶことができます。寒い季節だからこそ印象に残る、五感で味わうものづくり体験が魅力です。

見学から買い物まで、ここで完結

見学や体験のあとは、併設の直営ショップへ。丹後織物製品や関連プロダクトを、実際に手に取って購入することができます。屋外移動を最小限に抑えながら、「学び」と「買い物」を一度に楽しめるのも寒い冬にはうれしいポイント。限られた滞在時間でも、満足度の高い立ち寄り先です。

精練加工場見学 オープンファクトリー「精練の世界」(有料・要事前予約)
見学日：平日(月曜日～金曜日)
年末年始見学休業日：2025年12月25日（木）～2026年1月5日（月）
ツアー開始時間：10：00～、11：00～、13：30～、14：30～ の4部構成
ツアー時間：約60分
場所：丹後織物工業組合　TANGO OPEN CENTER (京都府京丹後市大宮町河辺3188)
受付：午前10：00～ TANGO OPEN CENTER
料金：18歳以上 1,000円(税込)／18歳未満 500円(税込)
丹後ちりめんくるみボタンワークショップ付き (オリジナルのマグネットやバッジ作りが体験できます)
予約方法：https://tanko.or.jp/tof/　※予約フォームよりご予約ください。
10名様以上のご予約、60日以上先のご予約の場合はお電話で承ります。
少人数でのご予約の場合、他のグループと一緒にご案内する場合があります。
TEL：0772-68-5151
上記のお電話が繋がりにくい場合は、TEL：0772-68-5302 もしくは TEL：0772-68-5211 まで。