櫻井翔が司会を務める日本テレビ『ベストアーティスト2017』が11月28日に生放送された。今回は“みんな踊れる!振り付けソング50年メドレー”を特集して様々なアーティストや芸能人によるコラボを実現、そのなかで乃木坂46が『A・RA・SHI』を披露した。


その企画はドラマ『先に生まれただけの僕』の鳴海校長(櫻井)がピンク・レディーの『UFO』を踊る生徒たちを見て「君たちよくそんな振り付けしってるね~?」と声をかけるミニドラマで“振り付けソング50年”を振り返る凝った演出から始まった。

生徒が「動画で観て」「昔の振り付けカッコいいですよね」と答えたところに古文担当の杉山先生(秋山菜津子)が「私たちの青春を昔って言った?」と登場、生物担当の河原崎先生(池田鉄洋)は「僕のお気に入りの振り付けは!」とRADIO FISHの『PERFECT HUMAN』を踊って見せる。

「校長先生はダンス踊れるの?」と振られた鳴海校長が『A・RA・SHI』の振り付けを披露したところで「皆が踊れる振り付けっていつから始まったの?」と本題に入り、VTRで振り付け歴45年の三浦亨さんが「ザ・スパイダースの『バン・バン・バン』は衝撃的だった」と切り出す。

“みんな踊れる!振り付けソング50年メドレー”第1部は堺正章関ジャニ∞のライブパフォーマンスによる『バン・バン・バン』(1967年)からスタート、増田惠子&E-girlsが『UFO』(1977年)、荻野目洋子ジャニーズWESTの『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』(1985年)、EXILE THE SECOND&EXILE TAKAHIRO&堺正章による『Choo Choo TRAIN』(1991年)と続く。

第1部のトリは嵐&乃木坂46が登場して会場を沸かせた。乃木坂メンバーは嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』(1999年)の振り付けだけでなくラップパートにも挑戦、黒を基調とした嵐のジャケットと彼女たちのアイドルチックな衣装によるコントラストでステージが華やいだ。


番組ラストは嵐が『I'll be there』~『Doors ~勇気の軌跡~』をメドレーでパフォーマンスしたが、その前のトークで櫻井の司会について大野智が「慣れてきちゃってるかもしれない」「9回目だから1回目(初心)を忘れて欲しくない」と厳しくアドバイスする。NHK白の司会が決まっている二宮和也は、そんな櫻井の司会ぶりを参考に「どしっとした感じだよね」とイメージしていた。

また、乃木坂46との共演について聞かれた松本潤は「ホントに時間がないなか、乃木坂の皆さんが振り付けを覚えてくださって嬉しかったですね、感謝してます」と答えており、一緒に合わせる余裕もあまりなかったのではないか。無事に終わって乃木坂メンバーもホッとしたことだろう。

画像は『乃木坂46 2017年11月28日付Twitter「日本テレビ系「ベストアーティスト2017」このあと乃木坂46が登場いたします!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉