「16文キック」や「ジャイアント・ギロチン・ドロップ」など豪快な技で魅了したプロレスラー、ジャイアント馬場さんを偲ぶプロレス大会『ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~』が2月19日、両国国技館で開催された。

オープニングではスペシャルゲストとして“燃える闘魂”アントニオ猪木が登場して会場を沸かせ、その後の試合では棚橋弘至(新日本プロレス)、秋山準(全日本プロレス)、丸藤正道(プロレスリング・ノア)、新崎人生(みちのくプロレス)、月成晃(DRAGON GATE)から大仁田厚、グレート小鹿(大日本プロレス)、藤原喜明(藤原組)など様々な団体の新旧レスラーたちがそれぞれのタッグマッチで対戦した。


セミファイナル タッグマッチでは、かつてジャイアント馬場さんとも対戦して空中殺法で魅了した覆面レスラー、ミル・マスカラス&ドス・カラスがカズ・ハヤシ(W-1)&NOSAWA論外(東京愚連隊)と対戦している。

また「黒い呪術師」のニックネームを持ち、反則技で日本のリングを震え上がらせたアブドーラ・ザ・ブッチャー(78)の引退式セレモニーが行われ、坂口征二、ドリー・ファンク・ジュニア、スタン・ハンセン、初代タイガーマスク、武藤敬司らが出席した。

そんななか、武藤敬司がSNSに「そうそうたる諸先輩方と再会。昔話に華を咲かせた…かったけど、英語だから8割分からなかった」とオフショットを投稿して、フォロワーを歓喜させている。

車いすに座るアブドーラ・ザ・ブッチャーを囲むようにドリー・ファンク・ジュニア、武藤敬司、スタン・ハンセン、初代タイガーマスクが並ぶ姿に、「レジェンドプロレスラー凄い」「これは…漫画『プロレススーパースター列伝』に出てた人たちばかり」「夢のショットでござる!!」などの反響があった。

特に外国人レスラー3人には、当時の活躍ぶりから「ドリーファンクだ スピニング・トーホールド懐かしいです」「現役時代を知ってたら、ドリー、ハンセン、ブッチャーが同じフレームに写ること自体が奇跡ですな」「ブッチャーが日本に来れたことが、奇跡!!」といった声も見受けられた。


画像は『武藤敬司 2019年2月19日付Twitter「今日は両国でジャイアント馬場さん追善興行。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉