5日にピコ太郎が公開した動画『PPAP-2020-/PIKOTARO(ピコ太郎)』。この動画では、ジャスティン・ビーバーが「お気に入り」と明かして海外でも有名になった『ペンパイナッポーアッポーペン』のお馴染みのメロディーを使用しているが、異なるのは“手洗い動画”になっていることだ。ピコ太郎のプロデューサーの古坂大魔王のツイートによると、4日に「家にピコ太郎が来て、部屋にシーツ貼り付けて、iPhoneだけで撮影しました。」と外出は避けてスタジオなどに行かずに、古坂の家で最少人数で撮影したようだ。
動画では、いつものようにパンチパーマに口ひげ、ヒョウ柄スタイルでクネクネとダンスしながら、ピコ太郎は「I have a hand」「I have a soap」と歌い、それを「ウッ!」と手と手を合わせると「Wash!」と繰り返し続けて手を洗うジェスチャーをする。指と指の間や指一本一本、指先は手のひらに爪を立てるように洗ったり、手首もしっかり洗っている。
これを逆の手も繰り返すと綺麗になった両手を合わせて「Pray for People And Peace(人々と平和のために祈る)」と、しっかり「PPAP」の意味を新型コロナウイルス感染拡大防止にマッチさせて、ピコ太郎も祈りを捧げるのだ。
この動画には「ちゃんとした洗い方だから伸びて欲しい」「ちゃんと厚生労働省のマニュアルに則っております。ナイス!」「楽しく手洗い♪ 世界中の人が正しく手洗い」「コロナ流行らないでこっち流行らせよう…」「これは流行っても世に得と徳を与える」「まさかの #コロナウイルス対策 ver!! 4年ぶりのパワーアップは凄い!!」などと称賛されている。
「PPAP」が「Pray for People And Peace(人々と平和のために祈る)」に変換されていることについては「アポーとパイナポーではないのになぜPPAP? と思ったら最後にオチが…」「ぐっと来るPPAPでしたね」「普通に素晴らしい」「予想以上にPPAPの意味がエモかった」と好評で、脳科学者の茂木健一郎氏も「手洗いの大切さを教えてくれるピコ太郎さんのPPAP2020。最後の最後がいいなあ(笑)」と感じ入っている。
この動画に「#StayHome #WithMe #家で一緒にやってみよう」とハッシュタグをつけて呼びかけたピコ太郎。
画像2枚目は『古坂大魔王 2020年4月4日付Twitter「家にピコ太郎が来て、部屋にシーツ貼り付けて、iPhoneだけで撮影しました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)