現地10月29日、ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)は、世界最高齢のテニスプレーヤーとしてギネス記録を持つ97歳、レオニード・スタニスラフスキー(ウクライナ)さんと1ポイント勝負を行った。
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ITF(国際テニス連盟)シニアツアー90歳以上のクラスで31位タイというスタニスラフスキーさんの夢は、ナダルに会うことだったという。それがこの日、ラファ・ナダル・テニスアカデミーで実現。記念撮影をすると、そこでスタニスラフスキーさんが、「1ポイント勝負をしてもらえませんか?」と提案。「もちろんだよ!」とナダルが快く答えて、2人の1ポイント勝負が実現したという。
ボールをサーブしてもらって始まった勝負は、ロングラリーに。97歳とは思えないショットを見せるスタニスラフスキーさんも頑張ってつないだが、18球目、ナダルが返したボールをスタニスラフスキーさんが返せず。ナダルの勝利となった。
97歳にして、ナダルとの写真、プレーという夢がかなう。スタニスラフスキーさんにとって、長い人生でも特別な日となったことだろう。