東京パラで金メダル、USオープンで25度目の優勝を果たした国枝

12月14日、ITF(国際テニス連盟)は、国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク1位)が、9度目のワールドチャンピオンに輝いたと発表した。

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国枝はITFを通じて、「2021年、再び世界チャンピオンに戻れることをうれしく思います。
今年は、母国での東京パラリンピックで優勝することができました。それだけでなく、日本を含めて世界中の方々に、パラリンピックでの車いすテニスを見てもらえる機会になり、特別な年となりました。車いすテニスが多くの人にとってより身近なものになるように、これからもレベルアップしていきたいと思います」とコメントを発表しているほか、自身のツイッターで「9度目の世界チャンピオンとなりました。今年は忘れられない一年です。皆様応援有難うございました!」と綴っている。

今年の夏に行われた東京パラリンピックでは、1セットを落とすことなくシングルスで金メダルを獲得。さらに直後に行われたUSオープンで、25度目のグランドスラムシングルス優勝を果たしている。日本の車いすテニスをリードする国枝。来年2月21日に38歳の誕生日を迎えるが、衰えを見せることはない。2022年シーズンも日本の車いすテニスを牽引してくれるはずだ。
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