3月29日、スペイン・マルベーリャで開催されているチャレンジャー大会「アンダルシア・オープン」に出場した元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク232位)。1回戦でエリアス・イマー(スウェーデン/同131位)と対戦し、2-6、4-6のストレートで敗れ、1年ぶりの復帰戦を白星で飾ることはできなかった。
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昨年3月の「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP250)1回戦で敗れたワウリンカは、左足の手術を決断。当初は「数週間コートを離れることになる」としていたが、回復せず。再手術を行い、実戦から1年も遠ざかっていた。
復帰戦となったこの日の試合、第1セットで2度のブレークを許して、セットを落としたワウリンカは、第2セットではリードを奪って4-1とする。だが、そこからサービスゲームを3度破られ、5ゲームを連取されてストレートで敗れた。
ATP公式サイトは、ワウリンカのコメントを掲載。「フィジカル的にも良かったし、とてもポジティブな大会だった。また大会に参加できて、感動を味わうことができたし、試合のストレスも解消できた」とコメント。
「今の自分のレベルでベストを尽くすことに集中していたし、難しいことはわかっていた。でも、全体的にポジティブな1週間でしかなかった。よく練習してきたし、これからの数週間も練習を積み重ねていくつもりだ」と、試合の勝ち負けよりも再びコートに立てたことを喜んだ。
3月28日に37歳の誕生日を迎えたワウリンカ。