ナダルが全仏で元気に初練習、見事なヒールリフトも披露
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初練習では笑顔も見られたナダル

現地5月18日、同大会13度優勝を誇る“クレーキング”ラファエル・ナダル(スペイン／世界ランク5位)は、全仏オープン(5月22日～6月5日)のセンターコート「コート・フィリップ・シャトリエ」で初練習を実施。練習中には、テニスボールでサッカー選手ばりの見事なヒールリフトも見せるなど、ご機嫌な様子が伺えた。


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日本時間19日となってから、コート入り直前と思われる写真をSNSに投稿し、「こんばんは、パリにいます。また会えてうれしいです」と綴っているナダル。

前週、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ／ATPマスターズ1000)では、シングルス3回戦で、デニス・シャポバロフ(カナダ／同15位)に逆転負け。第3セットでは、左足を引きずりながらプレーする姿を見せており、「足の怪我は治らないから痛みをコントロールしてプレーする方法を見つけなければならない」と、全仏オープンには主治医が帯同して、出場する予定と語っていた。

練習では4000人を超える観客がいる中、同胞のハウメ・ムナル(同91位)を相手にプレー。ラファコールが巻き起こるなど、多くのファンがナダルの練習を楽しんだと全仏オープンは伝えている。

「BNLイタリア国際」では、左足痛に苦しみ、「何日も続けてきちんとした練習ができないのが辛い」と語っていたナダルだが、初練習は滞りなく行うことができた様子。このまま、全仏オープンでも、問題なくプレーすることができるか。全仏としては14度目、グランドスラム22冠目となる優勝に向けて、今大会でも最も注目される選手となるはずだ。
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