土居美咲／トムヤノビッチ、大声援を受ける地元ペアに逆転負け[全仏オープン]

アウェイでの戦い、地元ペアに逆転負けを喫す

5月29日、「全仏オープン」女子ダブルス3回戦、土居美咲(ミキハウス／ダブルス世界ランク150位)／アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア／同148位)が、キャロライン・ガルシア(フランス／同469位)／クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス／同232位)と対戦。7-5、4-6、2-6で地元ペアに逆転負けを喫した。

【表】全仏オープン女子ダブルス勝ち上がり表

1回戦、ビビアン・ハイゼン(ドイツ／同68位)／パンナ・アドゥヴァーディ(ハンガリー／同115位)に6-4、4-6、6-0とフルセットで下すと、2回戦、ウルリッケ・アイケリ(ノルウェー／同43位)／キャサリン・ハリソン(アメリカ／同86位)に7-6(4)、6-3で勝利。全仏オープンでは初、グランドスラムでは2回目となる女子ダブルス3回戦に進んだ土居とトムヤノビッチ。この日は、2016年大会で優勝している地元フランスペアとの対戦となった。

第1セット第2ゲーム、土居のサービスゲームをブレークされてしまうが、直後にムラデノビッチからブレークバック。その後もサービスゲームのたびに、ブレークポイントを握られてしまう。だが、第4ゲームは18ポイント、第6ゲームは22ポイント、第8ゲームは14ポイントと粘りに粘ってキープに成功する。

すると、5-5で迎えたムラデノビッチのサービスゲームで、30-40とチャンスが訪れる。ムラデノビッチはここでラリーからストレートに強打。土居はなんとか返球したボールがチャンスボールとなったものの、踏み込んで強打したムラデノビッチのショットがオーバーとなりブレークに成功。続く第12ゲームでもブレークバックのピンチを迎えるが、凌いでセットを先取する。

これでリズムも良くなった土居／トムヤノビッチ。第2セット第3ゲームで先にブレークに成功。着実にサービスゲームをキープしていったが、トムヤノビッチのサービスゲームとなった第8ゲーム、観客の後押しもあったガルシア／ムラデノビッチにブレークバックを許すと、4-5で土居もブレークされて4-6。勝負は最終セットにもつれ込む。

キープが続いて迎えた第4ゲーム、土居のサーブを先にブレークされてしまう。その後、ブレークバックのチャンスは訪れず。第8ゲームもブレークされて2-6。惜しくも逆転負けとなった。

■全仏オープン2022
日程／2022年5月22日(日)～6月5日(日)
開催地／フランス・パリ：ローランギャロス
賞金総額／4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金／220万ユーロ(約3億円)
サーフェス／クレーコート

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