8月8日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/ATPマスターズ1000)は、9日の試合予定を発表。先週のATP500ワシントン大会で準優勝した西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)と、予選勝者のブノワ・ペール(フランス/同104位)の1回戦は、コート5第4試合(第1試合は日本時間10日0時開始)に組まれた。
【画像】西岡良仁が本戦から出場!「ナショナル・バンク・オープン」シングルス組み合わせ&9日試合予定
先週行われた「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500)で2年半ぶりにツアー決勝に進んだ西岡。決勝でニック・キリオス(オーストラリア/同37位)に敗れ、4年ぶりのツアー優勝とはならなかったものの、初戦からランキングで格上の選手を次々と撃破し、準決勝ではトップ10のアンドレイ・ルブレフ(同8位)も破った。
全豪オープン後には、右手首の痛めたことで「絶対的な自信があったバックハンドが弱くなってしまった」と苦悩し、「この2年間で結果が出なかったら引退することになると思う」と口にしたが、それも同大会で払拭。
「今は自信がある。今回みたいにトップ選手と戦えるんだと実感している。今なら現役を続けられる」と自信を取り戻した。
その中で迎える今大会は、初戦でペールと対戦。今シーズン、ペールは苦戦が続いており、23大会に出場し、予選での勝ち星も含めわずか7勝。シーズン開幕時の46位から大きくランキングを下げて、104位となっている。
西岡は直接対決で0勝1敗と、2018年2月のATP500 ドバイ大会で対戦し、7-5、4-6、1-6で敗れているが、それも約4年半前のこと。疲れはあるかもしれないが、手にしたばかりの自信、勢いで初戦突破を期待したい。