「第19回ピンクリボンレディーステニス大会by Admiral全国決勝大会」コンソレを含む最終結果、大阪代表の喜びの声、決勝戦・表彰式の写真などを紹介

今大会から団体戦となったコンソレは岐阜が初代チャンピオンに！10月13日・14日の2日間にわたり、日本女子テニス連盟(JLTF)が主催する「ピンクリボンレディーステニス大会」全国決勝大会が神奈川・荏原湘南スポーツセンターにて開催。決勝では大阪が2-0で三重を下し、初優勝に輝いた。【画像(36枚)】今大会の決勝戦や表彰式、クリニックなどの写真はこちらをチェック！同大会は、乳がんの早期発見や早期治療を呼びかける「ピンクリボン運動」の推進を目的とし、2003年より行われている女子アマチュアプレーヤーを対象としたテニス大会。全国決勝大会は、各都道府県大会で行われた「55歳以上の部」と「一般の部」の優勝ペア2組(女子ダブルス)によって構成されるチーム戦(都道府県対抗戦)で争われる。昨年に引き続き十分な感染予防対策を講じたうえで、観客を入れての開催となった今大会。1勝1敗となり第3試合まで勝負がもつれる接戦が数多く見られた中、そうした激戦を制して勝ち上がった大阪が初優勝を果たし、三重が準優勝となった。ベスト4には東京と広島が、ベスト8には埼玉、神奈川、京都、福岡が輝いた。〈最終結果〉優勝：大阪55歳組：岩口洋子／斉藤理恵、一般組：野上裕希／近藤春奈準優勝：三重55歳組：二本松礼子／大井 恵、一般組：浦井紀子／前川由美子ベスト4：東京55歳組：山岸容子／仙波明子、一般組：梁川紫織／奥野佳代子ベスト4：広島55歳組：山口かずよ／安村美千代、一般組：岩田麻美／松浦玲子今大会、1試合も落とさずチームを優勝へ導いた大阪の55歳組・岩口洋子／斉藤理恵ペアは「(優勝は)信じられないです。初日に愛媛と第3試合までもつれて、そこで勝つことができました。その後、翌日の準々決勝で当たる神奈川の試合を見て、“こんなにすごい人たちと対戦するのか…”と思ったんです。でも逆に、そうしたいいプレーをしている選手たちとやるのも楽しみだなとも思えて、『全部出し切ろう』と話していました。なので、神奈川に勝てたときがとにかくうれしかったです。大会全体を通しても、プレッシャーなどもなく、とにかく楽しもう、と臨みました。全国を勝ち抜いてきた人たちと戦えて、さらに優勝できたなんて最高です」と笑顔でコメント。一般組の野上裕希／近藤春奈ペアも「55歳組のおふたりが強すぎて、全勝してもらいました。チーム力で勝ててうれしいです。女子連の大会は初めてで、この大会に向けて頑張ってきたので、優勝できて夢がかないました。本当にテニスを楽しめました」と謙遜しつつも喜びをあらわにしていた。また、今大会からコンソレーションの形式を団体戦に変更して実施(※これまでは個人戦で行われていた)。1・2回戦はトーナメントで行われ、そこで勝ち上がった6チームが3チームずつに分かれてリーグ戦を行い、各リーグ1位同士のチームが決勝を戦う、という方式がとられた。そうしたコンソレ決勝は、愛知と岐阜の東海勢対決に。試合は岐阜が愛知を退け、コンソレ初代チャンピオンに輝いた。〈第19回ピンクリボンレディーステニス大会 by Admiral全国決勝大会〉●日時： 2022年10月13日(木)9:00開会式、9:30試合開始 2022年10月14日(金)9:00試合開始、15:00(予定)表彰式●場所：荏原湘南スポーツセンター(神奈川県藤沢市稲荷1-9-1)●種目：女子ダブルス●競技方法： ・一般の部、および55歳以上の部、優勝者2組による団体戦 ・8ゲームマッチ(ノーアドバンテージ方式)、8-8で7ポイントタイブレーク ・1勝1敗の場合は、一般および55歳以上から1名ずつ選出したペアにより第3試合を行い、勝敗を決定(第3試合は10ポイントのタイブレーク)●使用球：Wilson TRINITI《日本女子テニス連盟(JLTF)とは》1967年に、その礎が創られた「日本女子テニス連盟(JLTF)」。テニスを通じてコミュニケーションを図り、テニスの普及と発展また社会に貢献できるよう努め、家族や仲間と共に健康で幸せな日々が送れることを目指して活動している。【特集】「日本女子テニス連盟(JLTF)」ニュースはこちら