17歳石井さやかが阿部宏美を下し3回戦進出「自分から攻めていけた」 [大会4日目女子試合結果＆大会5日目試合予定]

石井さやかが快勝でベスト1610月25日、「大正製薬 リポビタン全日本テニス選手権97th」(東京・有明)の大会4日目が行われ、女子ではシングルス2回戦の8試合とダブルス1回戦の2試合が行われた。【画像】「全日本テニス選手権」女子シングルス・ダブルス組み合わせ昨年大会は、ブルボンビーンズドーム(兵庫・三木)で行われ、女子シングルスでは川村茉奈(フジキン)が、女子ダブルスでは同大会で現役を退いた井上雅が大前綾希子(島津製作所)とのペアで優勝を果たした。25日には、ワイルドカード(主催者推薦)で初出場の石井さやか(HSS)が、第12シードの阿部宏美(筑波大学)と対戦。阿部は2020年にインカレ、2021年にインカレ室内を制しており、石井にとっては8月の「SBCドリームテニスツアー」で敗れている相手だ。だが、「入れにいかないで、ミスを怖がらないで自分から攻めていけた」と6-3、6-0で下し、ベスト16入りを果たした。以前は他の選手の試合をあまり見なかったという石井だが、今はさまざまな選手から刺激を受けてプラスの面を吸収。「トップの選手が身近にいて勉強になる。みんなメラメラしている感じなんですけど、そういうのを試合前、試合を見て勉強になる。アップを選手たちをすごいやっていて、(自分は)普段ルーティンみたいなのがないので、そういう選手たちのを見てすごいなと。ちゃんと自分の体に気を遣ったり、当たり前ですけど試合前ちゃんと動けるようにと。そういうのは普段見られないので」と語った。3回戦では第8シードの佐藤南帆(慶應義塾大学)と対戦。「自分のプレーを最後までやり切ること。相手どうこうではなく、ちゃんと自分のやるべきことをやるだけ」だとした。＜10月25日の女子シングルス2回戦・ダブルス1回戦試合結果＞【シングルス2回戦】○澤柳璃子(安藤証券)[16] 6-1 6-3 ●神鳥舞(早稲田大学)[WC]○石井さやか(HSS)[WC] 6-3 6-0 ●阿部宏美(筑波大学)[12]○大前綾希子(島津製作所)[13] 6-4 6-3 ●細木祐佳(フリー)○桑田寛子(島津製作所)[4] 7-5 6-4 ●小林ほの香(橋本総業HD)○小堀桃子(橋本総業HD)[5] 6-3 6-4 ●板谷里音(リコー)[Q]○今村咲(EMシステムズ)[10] 6-4 3-6 7-5 ●川口夏実(町田ローンTC)[Q]○輿石亜佑美(フリー)[14] 6-4 6-0 ●尾関彩花(フリー)[Q]○細木咲良(原商)[2] 6-3 6-4 ●小関みちか(橋本総業HD)【ダブルス1回戦】○林恵里奈(セーレン)／森崎可南子(橋本総業HD) 6-2 6-1 ●伊藤さつき(亜細亜大学)／吉川ひかる(亜細亜大学)[WC]○澤柳璃子(安藤証券)／鮎川真奈(エームサービス)[2] 6-2 6-1 ●中舘夏美(フリー)／重田夢亜(フリー)[WC]※カッコ内は所属先。Q＝予選勝者、WC＝主催者推薦＜10月26日の女子シングルス2回戦・ダブルス1回戦試合予定＞【コロシアム】第2試合(第1試合10時開始)：坂詰姫野(橋本総業HD)[1] vs. 澤柳璃子(安藤証券)[16]第4試合：小堀桃子(橋本総業HD)／瀬間詠里花(橋本総業HD)[1] vs. 今村咲(EMシステムズ)／坂詰姫野(橋本総業HD)【インドア5】第1試合(10時開始)：瀬間詠里花(橋本総業HD)[3] vs. 伊藤あおい(サリュートテニス専門)[15]第4試合(第3試合13時以降開始)：輿石亜佑美(フリー)[14] vs. 細木咲良(原商)[2]【インドア6】第2試合(第1試合10時開始)：鮎川真奈(エームサービス)[11] vs. 西郷里奈(TEAM 自由が丘)[6]【インドア7】第3試合(13時開始)：佐藤南帆(慶應義塾大学)[8] vs. 石井さやか(HSS)[WC]【インドア8】第1試合(10時開始)：小堀桃子(橋本総業HD)[5] vs. 今村咲(EMシステムズ)[[10]第2試合：今西美晴(EMシステムズ)[9] vs. 加治遥(島津製作所)[7]第3試合(13時以降開始)：大前綾希子(島津製作所)[13] vs. 桑田寛子(島津製作所)[4]・インドア7、8終了後：堤華蓮(慶應義塾大学)／大川美佐(慶應義塾大学)[WC] vs. 伊藤あおい(サリュートテニス専門)／勝見幸璃(フリー)[WC]※カッコ内は所属先。Q＝予選勝者、WC＝主催者推薦