二宮真琴/キチェノクは強豪ペアにストレートで敗戦


10月17日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)ダブルス準決勝が行われ、二宮真琴(エディオン)/ナディア・キチェノク(カザフスタン)は、第2シードのテイラー・タウンゼント(アメリカ)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に5-7,4-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。

【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス&ダブルス組み合わせ

2016年大会で青山修子(安藤証券)とともに今大会を制している二宮は、今年7月にWTA250ハンブルク、WTA250プラハで2週連続優勝を果たした際のパートナーであるキチェノクと組んで出場。
1回戦で第4シードのジウリアナ・オルモス(メキシコ)/アルディラ・スーチャディ(インドネシア)を6-1,7-5、準々決勝でジャケリン・クリスチャン(ルーマニア)/オルガ・ダニロビッチ(セルビア)を7-5,5-7,[10-6]で下して準決勝に進んだ。

この日の相手は、今年の全豪オープンを制している現ダブルス世界ランク2位のタウンゼントと、グランドスラム通算6度の優勝を誇る元世界ランク1位のムラデノビッチ。ともに世界ランク1位に立ったことのある強敵に、二宮/キチェノクは、先にリードを許す展開となったが、直後にはすぐさまブレークバック。チャンスを待つと、5-4の第10ゲームでセットポイントを握る。しかし、このチャンスを逃すと、第11ゲームをキープできず。3度目のブレークを許してそのまま5-7で第1セットを失う。

これで勢いに乗ったタウンゼント/ムラデノビッチは、第2セットで一気に5ゲームを連取。二宮/キチェノクは第8ゲームで1つブレークを返したものの、追いつくことはできずに4-6。惜しくも決勝進出とはならなかった。

タウンゼント/ムラデノビッチは、決勝でストーム・ハンター(オーストラリア)/デジラエ・クラフチュク(アメリカ)と対戦する。
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