「木下グループジャパンオープン」シングルス4強揃う


女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)シングルス準々決勝が行われ、第4シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク27位)らが準決勝に進出。4強が出揃った。


【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス&ダブルス組み合わせ

トップハーフでは、2回戦の終盤で左太ももを負傷した第1シードの大坂なおみ(フリー/同16位)が、ジャケリン・クリスチャン(ルーマニア/同47位)との準々決勝を前に棄権を発表。クリスチャンは戦わずして、今季3度目のツアー4強入りを果たした。

準決勝の相手となるのが、予選から勝ち上がってきたテレザ・バレントワ(チェコ/同78位)。2024年全仏オープンジュニアを制し、その後ツアー下部大会で好成績を収めてこの1年で世界ランクを265位から二桁に乗せた18歳。準々決勝で第6シードのオルガ・ダニロビッチ(セルビア/同49位)を4-6,6-2,6-3の逆転で破って、4強入りを果たした。両者は初対戦である。

ボトムハーフでは、第4シードのフェルナンデスが、レベッカ・スラムコワ(スロバキア/同65位)を7-6(2),6-3で撃破。7月のWTA500ワシントン以来、今季ツアー2度目の準決勝に進出し、4強入りした唯一のシード勢となった。

準決勝で対するは、ソラナ・シルステア(ルーマニア/同51位)。昨年のウィンブルドン後に足の手術をして残りのツアーを欠場し、今年1月から復帰。一時169位までランキングを落としたが、8月のWTA250クリーブランドで約4年4か月ぶりとなるツアー通算3勝目を挙げて、再びトップ100入りしている。フェルナンデスとシルステアは、今回が初対戦となる。
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