「プレシーズンの準備に悔いなし」全米2連覇の女王が、思い出の地で狙う3度目の全豪制覇


今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の大会前記者会見に、女子シングルス第1シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク1位)が出席した。2023、2024年と大会連覇を果たし、昨年も準優勝と3年連続で決勝に進出。
さらに昨年の全米オープンでは2連覇を達成するなど、現在の女子テニス界を牽引する女王が好相性の舞台に戻ってきた。

【画像】「全豪オープン」男女シングルス組み合わせ

今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(WTA500)では、1セットも落とすことなく優勝し、ツアー通算22勝目をマーク。盤石のスタートを切った今シーズンについて、サバレンカは「ここに戻ってこられて本当にうれしい。素晴らしい思い出がたくさんある場所。シーズンのスタートにも満足しているし、良いテニスができたと思う。全豪が始まるのが待ちきれない」と笑顔を見せた。

オフシーズンは例年より多くのエキシビションマッチに出場したが、調整面に不安はないという。「オフシーズンはしっかり回復できていたし、準備も整っていた。エキシビションは、プレシーズンに取り組んできたことを試す良い機会だった。強度の高い試合もあったけど、終わる頃には自分がとても強く、準備万端だと感じていた」と手応えを語った。

また、米人気番組への出演など、コート外での注目度の高まりについて問われると、「テニス選手以上の存在になりたいと思ってきた」と率直な思いを明かす。「次の世代にとってのインスピレーションになりたいし、オンとオフをバランスよく楽しみながら目標に集中できるアスリートであることを示したい。
本当に信頼しているブランドと一緒に活動することで、多くの人の役に立てるならうれしい」と、自身の“ブランド”に対する考えも披露した。

2022年の全米オープン以降、出場したグランドスラムで準々決勝以上を逃していないという安定感については、「特別なことは考えていない」と強調する。「常に一歩ずつ、今この瞬間に集中しているだけ。良いことも悪いことも過去にはとらわれず、選手としても人としても成長することだけを考えている。それが一貫性につながっているのだと思う」。

過去2度の全豪制覇に加え、昨年も決勝に進出した実績を携え、完成度と精神的な成熟を兼ね備えた世界1位が再びメルボルンで頂点を目指す。
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