坂詰姫野、粘りのラリーで食い下がるも届かず初戦敗退


1月18日に「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が開幕した。女子シングルス1回戦には、予選を突破してグランドスラム本戦初出場を果たした坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/世界ランク140位)が登場。
ケイティ・マクナリー(アメリカ/同83位)と対戦したが、3-6,1-6で敗れ、本戦初勝利はならなかった。

【動画】坂詰姫野 グランドスラム本戦初勝利ならず 1回戦ハイライト

坂詰は本戦出場を懸けた予選で、強い覚悟と粘りを見せて6度目の挑戦で夢の舞台にたどり着いた。

予選1回戦ではマノン・レオナール(フランス)を6-2,6-1で下すと、2回戦では本玉真唯(安藤証券)に6-4,6-2とストレート勝ち。マリーナ・バソルス・リベラ(スペイン)との予選決勝では、第1セットを落とす苦しい展開となったが、見事な逆転勝ちを収めて初のグランドスラム本戦の切符を手にした。試合を決めた瞬間、坂詰は安堵と喜びが入り混じった表情で涙を浮かべた。これまで何度も跳ね返されてきたグランドスラム本戦入りの壁を、ついに乗り越えた瞬間だった。

第1セット、坂詰は持ち味である粘り強いラリーを軸に試合を組み立て、マクナリーのミスを誘う展開に持ち込んだ。サービスゲームは安定してキープしていく一方、リターンゲームでは幾度となくチャンスを作るものの、あと一歩でブレークを奪えない時間が続く。

そうこうしている間にマクナリーの調子も上向き、リターンから積極的に攻撃されると、第7ゲームで先にブレークを許した。挽回したい第9ゲームもキープできず、坂詰は3-6で第1セットを落とした。

第2セットに入っても坂詰は流れを変えられず、マクナリーに主導権を握られる。第4ゲームで先にブレークを許すと、その後も劣勢が続き、1-6で敗れた。


この敗戦により大会からは姿を消すことになったが、予選から本戦までを通じて示した粘りと対応力は、確かな収穫と言える。世界トップ100経験者を相手に通用する場面も多く、グランドスラムの舞台で得た経験は今後の大きな財産となるはずだ。

なお、マクナリーは2回戦で、第17シードのビクトリア・エムボコ(カナダ/同16位)と、ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア/同153位)の勝者と対戦する予定である。
編集部おすすめ