大坂なおみがフルセットの末に初戦突破。独特の衣装でロッド・レーバー・アリーナに登場


1月20日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)女子シングルス1回戦が行われた。
第16シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク17位)は、アントニア・ルジッチ(クロアチア/同65位)を6-3, 3-6, 6-4のフルセットで下し、2年連続で初戦突破を果たした。

【動画】大坂なおみ ド派手な衣装でセンターコートに入場&1回戦ハイライト

2019年と2021年の全豪覇者である大坂は、昨年の全米オープンで約5年ぶりのグランドスラム4強入りを達成。ツアー大会でも準優勝を飾るなど、復調を印象づけて今大会に乗り込んだ。

今月初旬の男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」を経て、大坂は「結果は伴わなかったが、2試合戦えたことはとても良い経験だった。今は健康な状態で大会を迎えられている」とコメント。順調な仕上がりを強調し、第16シードとしてセンターコートに立った。

センターコート、ロッド・レーバー・アリーナのナイトセッション。大坂は、つばの広い帽子と長いベールで顔を覆い、プリーツスカート風のデザインを施したパンツに白い日傘を差すという独特のスタイルで登場し、会場の視線を釘付けにした。

試合が始まると、大坂は集中した表情を見せる。立ち上がりに硬さの見えるルジッチに対し、第2ゲームで早々にブレークに成功。主導権を握る滑り出しとなった。

しかし、粘り強さを見せるルジッチを前に、大坂の攻めに強引さが目立ち始める。
約13分に及んだ第4ゲームで4度のブレークポイントを逃すと、直後にブレークバックを許す展開に。それでも自慢のパワーで押し切り、第8ゲームで再びリードを奪って6-3で第1セットを先取した。

第2セット、大坂はルジッチのミスのないプレーと展開力に苦しみ、3ゲームを連取される。我慢の時間が続く中で好機も訪れたが、活かしきれずに3-6でセットを落とした。

最終セット、大坂は第2ゲームで先にリードを奪うが、直後にブレークバックを許し、流れを掴みきれない。互いにサービスゲームをキープできない一進一退の攻防が続く中、大坂は気迫のこもったプレーを維持。5-4で迎えた第10ゲームで値千金のブレークに成功し、6-4で勝利。薄氷の思いで2回戦進出を決めた。

波のある展開ながらも、経験と地力で勝ち切った大坂。2回戦では、ソラナ・シルステア(ルーマニア/同41位)と対戦する。
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