サバレンカ、予選勝者バイの粘りに手を焼くも勝負所で地力を発揮


1月21日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)女子シングルス2回戦が行われ、第1シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク1位)が、予選勝者のバイ・ジュオシュエン(中国/同702位)を 6-3,6-1 のストレートで下し、3回戦進出を決めた。試合時間は1時間12分だった。


【動画】サバレンカ 「全豪オープン」2年ぶりのタイトル奪還へ邁進 2回戦ハイライト

今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(WTA500)では、1セットも落とすことなく優勝し、ツアー通算22勝目をマークしたサバレンカ。2023、2024年と大会連覇を果たし、昨年も準優勝と3年連続で決勝に進出。さらに昨年の全米オープンでは2連覇を達成するなど、現在の女子テニス界を牽引する女王が好相性の舞台に戻ってきた。

1回戦でワイルドカード(主催者推薦)のティアンツォア・ラコトマンガ・ラジャオナ(フランス/同118位)を6-4,6-1で快勝したサバレンカは、この日も開始わずか15分で5-0とリードを奪い、圧倒的な強さを見せつける。

しかし、ここからバイが驚異的な粘りを見せる。多彩なショットと粘りで応戦し、続く3ゲームを連取。サバレンカはこの間、第1セットで記録した21本のアンフォーストエラーのうち14本を記録し、一時はフラストレーションを募らせた。

精神面で不安に陥り、一気に崩れてもおかしくない場面だった。だが、現女王のサバレンカにとっては杞憂に過ぎなかった。第9ゲームのデュースで強烈なサーブを叩き込み、7度目のセットポイントをものにして第1セットを6-3 で先取。続く第2セットではレベルを一段引き上げ、本来の攻撃的なテニスを展開して6-1で試合を締めくくった。

サバレンカは試合後、「彼女は第1セットで本当にステップアップしてきた。
一瞬『どうすればいいの?』と思ったけれど、集中を切らさず戦い抜けたことが嬉しい」と振り返った。

この勝利により、サバレンカは全豪オープンにおいて6年連続の3回戦進出を果たした。また、同大会での直近50セット中45セットを獲得するという記録を達成。これはオープン化以降、シュテフィ・グラフ、マルチナ・ヒンギス、モニカ・セレス、セリーナ・ウイリアムズという伝説的プレーヤーたちに次ぐ快挙だ。この記録について「非現実的で、自分のモチベーションになる」と語っている。

3回戦では、世界55位のアナスタシア・ポタポワ(オーストリア/同55位)と対戦する。ポタポワは2回戦で、第28シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同29位)を7-6(3),6-2で破っている。サバレンカはポタポワとの対戦成績で優位に立っているが、「過去の対戦成績は関係ない。常に新しい戦いとして臨む」と気を引き締めた。
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