有明で迎えるデ杯オーストリア戦 添田監督「去年の悔しさを晴らせる舞台」


2月6日~7日に行われる男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対オーストリア」(東京・有明コロシアム)の代表監督会見が4日に行われた。

26ヵ国が参加するファイナル予選1回戦は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国が予選2回戦に進出する方式だ。


日本は昨年9月に行われたファイナル予選2回戦でドイツに0勝4敗で敗戦。舞台は同じ有明コロシアムだっただけに、添田豪監督は「すごく悔しい負けだった」と振り返る。

一方で、再びホームで戦えることについては「すぐにリベンジする機会を、また有明で迎えられるのはラッキー。去年の悔しさをここで晴らせるチャンスが来た」と前向きに捉え、現在はその一戦に向けてチーム全体で準備を進めていると明かした。

今回、日本はオーストリアと初対戦。テニスの聖地・有明コロシアムで迎え撃つ。

日本代表メンバーには、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク108位)、西岡良仁(ミキハウス/同131位)、錦織圭(ユニクロ/同289位)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同166位)、柚木武(イカイ/ダブルス同95位)の5名が選出された。

錦織の状態について添田監督は、試合に出場するかどうかは「練習を見ながら判断したい」と慎重な姿勢を示しつつ、「今は試合に向けて練習している最中」と説明。起用法についても「明日にならないと発表できない」とした上で、ランキング的に抜けた存在がいない今回のチーム事情を踏まえ、「この大会に入る前から誰を絶対的に出す、という決め方はしていない」と語った。

「ここに来るまでの状態が良い選手、調子の良い選手を起用したい」と話し、ダブルスについても柚木を軸にしながら、複数の組み合わせを検討しているという。全豪オープン後、日本で調整を重ねる中で状態を上げている選手も多く、「今回は今までにないくらい迷うメンバーになる」と、選考の難しさを明かした。

勝敗のカギについては「1試合目が一番大事」と強調。
前回のドイツ戦を振り返り、「1試合目を取ることでチームの雰囲気や勢いが大きく変わる」と語り、初日に行われるシングルス2試合の重要性を挙げた。

オーストリア代表については、「ランキング以上の実力を発揮する選手が多く、デビスカップに強い印象がある」と警戒。一方で、「自信を持って入ってくるチーム。だからこそ、こちらも負けないくらい攻めて勝ちにいきたい」と意気込みを語った。

添田監督は、有明で再び訪れた大一番に向け、「チーム一丸となって勝利を目指す」と力を込めた。
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