アルカラス、相性抜群の「砂漠の地」で3度目のタイトル奪取狙う


現地3月4日に開幕した「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)に、第1シードとして出場するカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク1位)が大会前の記者会見に出席した。今季負けなしの12連勝という完璧なスタートを切った王者が、その好調の要因と大会への抱負を語った。


【動画】アルカラス 世界24位トミー・ポールと練習マッチの様子

22歳のアルカラスは、1月の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)でグランドスラム通算7度目のタイトルを獲得し、史上最年少での生涯グランドスラムを達成。続く2月の「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP500)も制して、圧倒的な強さを見せている。

会見でアルカラスは、技術面以上にメンタル面の成長を強調した。「コート上で以前よりも感情をうまくコントロールできている。それが最近の良いプレーの鍵だ」と分析。冷静さを保つことで、ミスが続いた場面でも迅速に解決策を見つけられるようになったという。

また、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)が持つ開幕41連勝という記録についても触れ、「12連勝まで来て、初めてその記録がいかに困難で素晴らしいものかを実感している。今の自分のスタートを誇りに思うし、この連勝を伸ばしていきたい」と意欲を示した。

アルカラスにとってインディアンウェルズは、2023年、2024年に連覇を果たした非常に相性の良い大会である。通算成績は20勝3敗を誇り、今大会では3度目のタイトル獲得を狙う。

今大会は上位32シードが1回戦を免除されており、第1シードのアルカラスは2回戦から登場。グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/世界ランク42位)とテレンス・アトマン(フランス/同52位)の勝者と対戦する。


「他の年とは少し違う感覚もあるが、良い練習ができている。準備は整った。開始が楽しみだ」と語る若き王者が、無敗のまま砂漠の地で再び頂点に立つか注目が集まる。
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