※2014年3月撮影
トップ画像は、筆者が乗ってきた13:25発知床斜里行キハ40-733の後、14:27に網走を出た釧路行「足湯めぐり号」が知床斜里駅に到着したところ。これに乗って東釧路駅に向かいます。
「足湯めぐり号」は12月1日から3月31日にかけて運転される企画列車。この列車は、川湯温泉駅で14分、摩周駅で36分停車します。キハ54-523の1両編成。正面左下のタイフォンはステンレスで塞がれています。エゾジカ除けの「鹿笛」が屋上に付いているのです。
知床斜里駅を出発。車窓から羅臼岳(だと思います)が見えます。雲が流れた瞬間を狙ったのですが・・・。
南斜里駅。単式ホームの棒線駅、駅舎も待合室もありません。駅名標に時刻表が貼ってありました。
釧網本線でも南斜里よりも住民の少ない駅は、2つの臨時駅を含めても3駅です。2014年当時あった南弟子屈駅(同じ範囲に3世帯4人 2020年3月廃止)と五十石駅(同3世帯11人 2017年3月廃止)は廃止されています。この辺りも宗谷本線、石北本線に続いて人口の少ないエリアなのです。
札弦駅。1929年(昭和4年)の開業時は札鶴駅でした。
札弦駅から8.3kmで緑駅。開業した1931年(昭和6年)は上札鶴駅でしたが、町制施行で緑町になって駅名が改称されました。駅所在地は斜里郡清里町緑町、と町が二つ続きます。
漢字一文字の駅名は珍しくないのですが、雪景色に「緑」はシュールです。
緑駅で列車交換しました。
釧路行の行先標。
緑駅から14.5kmで川湯温泉駅。ここで「足湯めぐり号」は14分停車。しかし14分で足湯は、些か忙しいと思います。ジーンズの下にヒートテックを着込んでいるので筆者は最初から足湯は諦めています。それにこの駅の足湯は、元はトイレなのです。
川湯温泉駅に駐まっていたJR北海道排雪モーターカー500形513。車両ではなく機械扱いです。
しかし雪が深いです。東京ではそろそろ桜の開花が話題になる3月20日とは思えません。
しかし、この先は、もっと寒い釧路~根室に向かうのです。
(写真・文/住田至朗)



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