JR四国の特急形気動車「2700系」が2020年ローレル賞を受賞した。
ブルーリボン賞・ローレル賞は鉄道友の会が毎年1回、前年中に営業運転に就いた車両の中から選定するもので、会員の投票結果に基づき選考委員会が審議して決定する。
2700系は世界初の振子式気動車2000系の置き換えを目的に開発された車両で、山間部・曲線の多い厳しい線形にも対応するため、引き続き制御付き自然振子式システムが採用されている。
2019年8月から高徳線の特急「うずしお」に、9月から特急「南風」「しまんと」「あしずり」にといった具合に順次投入されている。今夏はアンパンマン列車20周年記念事業の目玉の一つとして、土讃線2700系アンパンマン列車として2000系の後を継ぐ予定だ。
鉄道チャンネル編集部