※2014年9月撮影
トップ画像は、高知東部交通バス奈半利行の車窓。室戸岬が見えました。
ふだん海を見て暮らしているワケではありませんから、どうしてもキレイな海を見るとシャッターを押してしまいます。何と言っても、室戸岬には中岡慎太郎が、桂浜では坂本龍馬が太平洋を睥睨してます。関係ないか・・・。

バスでは運転士さんと反対側の一番前、特等席に座りましたから、もう左手に流れる太平洋が見放題。海の青飽かず眺める秋の午。

約60kmを1時間48分で走って、ほぼ定刻の11時48分にバスは土佐くろしお鉄道奈半利駅に到着。しかしけっこうな数の停留所もありましたよ。運転士さんの技術ですね。特にトバした感じも有りませんでした。終始快適でスムース。

奈半利駅ホームは高架の上です。後免行は12時5分発なのであまり時間はありません。

駅に掲出されていた土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の路線図。全駅にやなせたかしさんデザインのキャラクターが存在するというのがすごい。やなせさんは東京生まれですが、父親が早世したため親族の居た高知県で5歳から育ちました。

ホームは3階にあります。眺望が素晴らしい。終端部の向こう、山を回って甲浦駅まで鉄道が敷かれる計画があったのですね。

後免方面、奈半利川に架かる橋梁が見えます。

縦型写真を2枚並べました。左は後免行しんたろう1号になる土佐くろしお鉄道9640形9640-1Sが入線してきます。右は駅名標。キャラクターが大きく描かれています。

※オリジナル写真が縦なので加工してあります
ホームに到着。鯨をイメージしたというデザイン。まだ尾灯が点いています。

車内は、左の海側がオープンデッキ、右が座席になっています。

12時5分、後免行が出発します。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格などは2014年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)