※2015年8月撮影
トップ画像は、桂川駅ホームを発車した筑豊本線原田線原田行。JR九州での定期運用がなくなったキハ31-11。
筑豊本線原田線、この部分はまだ山地を川沿いに進んでいます。
ようやく飯塚市を中心とする広い盆地の部分に出ます。駅予告票があります。
元は列車交換可能だった線形の片側だけが使われています。筑前内野駅から3.1kmで上穂波駅。
しかし、長大な列車同士が列車交換できる程の長さがあります。左側に使われなくなった元ホームが見えてきました。
まだホームに行きつきません。マップで見ても駅の区間がおよそ6-700mほどもあります。
ようやく駅の出入口辺りです。使用される車両1両分だけホームが嵩上げされています。
・・・と思ったら出入口横の住宅に見える建物が商工会の入居する新しい駅舎でした。
駅名標。1928年(昭和3年)開業。炭鉱のあった時代には駅舎に駅員が配置される上穂波村の中心駅でしたが、炭鉱閉山と篠栗線全通で実質的な役割を失い1984年(昭和59年)無人化されました。炭鉱への専用線も廃止。交換設備、跨線橋も撤去されました。
しかし駅の部分、線路が長いです。流石「本線」とでも言うのでしょうか。
架線が見えて篠栗線に寄ってゆきます。手前の踏切は使われていない様です。
単線並走の形になります。
穂波川を渡ります。この左手前の白い筒に赤い三角帽子の「特殊信号発光機」が当時は何だか分からなかったのです。単に鉄道に乗るのが好きなダケなので、体系的に鉄道のコトを勉強していません。
渡り線が複数あります。
桂川駅、左に駅舎と単式ホーム、右の島式ホームに筑豊本線原田線は到着する様です。
14時23分、原田駅から27分でした。
乗りたかった筑豊本線原田線に乗ることができました。とても満足です。たった27分でしたが充実した時間でした。この後は、桂川駅から直方に向かいます。線路は続くよ~♪ どこまでも~♪
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)



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