※2015年12月撮影
トップ画像は、予讃線八幡浜駅で列車交換した下り特急列車「宇和海」のJR四国2000系気動車。
駅名標。

構内にキハ32-11JR四国色。今日は、ホビートレインしか見ていなかったのでむしろ新鮮です。

八幡浜駅改札口、直営駅なので有人改札。

駅舎内には大漁旗が飾られています。撮影が12月22日なのでクリスマスツリーも見えます。組み合わせがヘンな感じですが。(笑)

千丈駅、凄い駅名です。1889年(明治22年)の町村制施行で発足した千丈村にちなむ駅名ですが、1935年(昭和10年)八幡市発足で村は廃止されました。しかし、1939年(昭和14年)に開業した駅名に歴史が残されました。開業当時からの木造駅舎があるので撮影したいなぁ。

西大洲駅を過ぎると車窓右側に大洲城が見えます。

鉄筋コンクリートで再建された大阪城や名古屋城などとはやはり趣が異なります。良いですね~。

15:34 伊予大洲駅着 16:24発 内子線経由 松山行に乗り換えます。景色の良い海沿いを諦めるのは内子線が未乗だったからです。このまま乗って行けば96分で、17:10に松山駅に着きます。16:24の内子線経由は、81分で17:45に松山駅に着くのです。
大洲駅ホームからも肱川越しに大洲城が見えます。びゅーちふる。

※オリジナル写真が縦なので加工してあります
海側、伊予長浜経由の伊予大洲行キハ54-10が到着しました。

乗り継ぎまで50分もあるので駅舎から出ます。

大洲の旧市街は肱川の対岸、大洲城の周囲です。駅前は伊予大洲駅が出来てから発展した町です。

駅前通りには少彦名神社の大鳥居。2014年(平成26年)12月の爆弾低気圧の突風で神額が落下破損、危険なために残った神額も撤去されていました。2017年(平成29年)12月に強化された神額が元の形で取り付けられた様です。

駅舎側ホームに先ほど海側回りで到着したキハ54-10が宇和島行になって停車していました。

内子線短絡ルートは、1986年(昭和61年)開通。優等列車は、こちらのルート経由に変更されました。車窓の素晴らしい伊予灘側と違って長大な犬寄トンネル(6,012m)を始め多くのトンネルがあって車窓を楽しむ路線ではありません。

では初めての内子線に乗ります。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)