トップ画像は、JR西日本山陽本線曽根駅。
木造駅舎ツアー2日目(2020年8月18日)、4時起き。
ここからはJR西日本です。一気に進めるので山崎駅はご覧いただいた様に帰路に撮ることにして、6:13発の新快速姫路行に乗って147分、一気に加古川駅に8:40到着。ようやく加古川駅のドトールで朝食。9:06発の各駅停車網干行に乗って7分、9:13に曽根駅到着。
この駅から山陽本線です。
山陽本線は、起点神戸駅から終点の門司駅までの534.4kmに貨物駅を含めて131の駅があります。神戸~下関開通は1901年(明治34年)。1942年(昭和17年)関門トンネル開通で全通しました。
さて、曽根駅です。乗って来た下り列車が3番線から出て行きました。下りホームから門司駅方面を見ています。

1番線ホームに駅舎があります。

木造駅舎とハッキリ分かります。屋根瓦がキレイですね。ホーム側の柱もチャーミング。

駅名標。

1888年(明治21年)阿弥陀駅として開業。駅所在地は現在も兵庫県高砂市阿弥陀一丁目です。1893年(明治26年)東に0.8km移設。1902年(明治35年)曽根駅に改称。
1900年(明治33年)に東隣の駅が宝殿駅として開業。
1906年(明治39年)国有化。1907年(明治40年)現在の場所に移設。ほぼ最初に開業した位置です。1909年(明治42年)山陽本線所属駅になりました。1988年(昭和63年)JR西日本により愛称「神戸線」が使用開始。
跨線橋から門司駅方面を見ています。右に木造駅舎の屋根が見えます。

こちらは神戸駅方面。

1番線、駅舎、改札口です。

駅舎内から。

ホームを貨物列車が通過中。

駅舎出入口から。貨物列車は長い編成なのです。

出入口に建物財産標、昭和2年6月となっています。1927年の建築です。

駅舎正面。切妻屋根の平入り側に妻入りの切妻が美しい。

駅前、東側から。駅舎はおそらく屋根瓦を葺き替えられたのでしょう。とても良い状態に保たれています。

微妙な角度違い。

西側には建物があって妻が見えません。築100年近いのですが、丁寧にメンテナンスされていることがうかがえます。

山陽本線には木造駅舎が多く残っているので嬉しい。次々行きます!
【木造駅舎巡礼02】山陽本線02 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)
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