トップ画像は、JR西日本山陽本線竜野駅。
英賀保駅で10:42の山陽本線下り播州赤穂行に乗って、10分、10:52に竜野駅着。

ホームを神戸駅側に歩いて門司駅方面。中線(2番線)が撤去されているので、右の上り島式ホームは3番線だけの変則的な相対式ホーム2面2線、実質的には単式ホーム2面2線になっています。

望遠レンズで門司駅側。

こちらは神戸駅側。見えませんが駅の北側に国道2号線、山陽道があります。

駅名標。

竜野駅は、1889年(明治22年)山陽鉄道の仮駅として揖保川の東側に開業。1890年(明治23年)現在の場所に移設。1906年(明治39年)国有化。この頃現在使用中の駅舎が建てられました。
「竜野」という駅名ですが、開業当初は「龍野」でした。地元の「たつの市」は「龍野町」が「龍野市」を経て2005年(平成17年)に「たつの市」になったのです。
当駅と姫新線の「本竜野駅」がいつ、どの様な理由から「竜野」に変更されたのかは分かりません。
駅舎改札口。中央の柱が眼をひきます。

竜野駅にはみどりの窓口が健在。

駅舎内の壁面には、姫路駅から相生駅で山陽本線と赤穂線に分かれる駅名が貼ってあります。今いるのが竜野駅、この後向かう上郡駅、三石駅もあります。誰がどの様な目的で作ったのかは謎です。(笑)

駅舎の正面は駅前ロータリーになっています。

駅前広場には雪をかぶった富士山の様な装飾が置かれています。

東側から。この駅舎の屋根は切妻ではなく寄棟造りになっています。100年以上使われている駅舎とは思えません。屋根瓦葺き替えられているのでしょう。とてもキレイです。しかし炎天下、写真を撮っているダケでもへばりそうなのに、ボランティアの方々にはアタマが下がります。右の大きな石は何なのか、不明です。

西側から。タクシー乗り場(たつの市コミュニティバスの停留所があった様な気もします)の雨除けがあります。

駅前ロータリー。

駅舎出入口のアップ。

11:21の播州赤穂行に乗って、相生駅で乗り換えて次の上郡駅に向かいます。

ここまでの経験で、概ね1駅あたり30分程で撮影できることが分かりました。
下り列車は、全て播州赤穂行です。相生駅で乗り換え。相生駅には、これまでにも何度も乗り換えで降りています。
【木造駅舎巡礼02】山陽本線05 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)
「【木造駅舎巡礼02】山陽本線」一覧