トップ画像は、JR西日本山陽本線上郡駅。
竜野駅11:21発の播州赤穂行、相生駅で11:27発岡山行に乗り換えて11:39に上郡駅に着きました。

単式1番線に木造駅舎があるのでコンデジを向けたら智頭急行経由で鳥取駅に向かう特急「スーパーいなば」が来ました。JR西日本キハ187系気動車2両編成です。

山陽本線の岡山行が出ていきました。先に智頭急行線に入る特急「スーパーいなば」が先行しています。智頭急行の車両も見えますね。

木造駅舎の瓦屋根が美しい。

跨線橋で単式1番線ホームに渡ります。

しかし上郡駅って山の中なのですね。相生湾のある相生駅から有年駅で既に瀬戸内海から10kmほど中国山地に入っていました。上郡駅はさらに7kmほど北に進んでいるのです。
こちらは神戸駅側、瀬戸内海まで20kmくらいあります。風は吹いていません。

ホームに降りて駅舎出入口。バリアフリーのスロープが設けられています。

迂闊なコトに何度も来ているので駅名標を撮り忘れました。改札口の上にある駅名標で勘弁してください。
上郡駅は、1895年(明治28年)山陽鉄道の駅として開業。
改札口の内側から。次の岡山方面は12:38。いくらノンビリ撮っても、撮影に1時間はかかりません。

駅舎内部。みどりの窓口があります。

待合室にはエアコンはありません。この日、岡山の最高気温は、37.4℃。完璧な猛暑日だったのです。

駅舎出入口。駅の正面、県道236号線が北に向かっています。

建物財産標がありました。大正4年7月です。

東側から。切妻屋根の端部が小さな寄棟になっています。半切妻屋根というのかな。機能というよりも装飾的な要素ですね。

駅前ロータリーの西側から。こちらも半切妻屋根が反復されています。なかなか美しいです。

駅舎の引き。

この後、時間はあるし、空腹なので駅の方に伺ったスーパーマーケットまで片道300m程でしたが往復してお弁当を買ってきました。駅の近くには食堂が無いのです。
しかしあまりスムーズではない舗装の上をキャスターバッグをガラガラと引きずって体温以上ある気温のなか往復するのはマジで暑かったです。ポケットタオルが絞れる程の汗をかきました。
【木造駅舎巡礼02】山陽本線06 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)
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