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※2020年8月撮影

トップ画像は、山陽本線河内駅舎正面のアップ。

窓口は閉鎖されています。

みどりの窓口の看板が残っています。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

JRきっぷ運賃の案内。山陽本線の河内駅まで薄い赤で印を付けた西阿知駅から5駅目です。緑はこれから撮る予定の駅。呉線が7駅。山陽本線の隣駅入野も木造駅舎ですが予定には入っていません。筆者が木造駅舎を恣意的(好き勝手)に選んでいるからです。改めて撮影に行くかもしれません。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

広い待合室スペース。かつてはキヨスクがありました。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

懐かしい温度計があります。読み難いですけど、33℃辺りを指していました。

温度計の提供者は「篁饅頭」。あれ、どこかで見たな。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

ホームの名所案内でした。篁(たかむろと読まれていますが「たかむら」が正しい)山の展望とあります。頂上付近に竹林寺があってツツジの名所と言われています。温度計には「竹林寺煎餅」も併記されていました。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

百人一首の参議(小野)篁で「篁」という字を覚えました。色々と伝説を生んだ人物なので故澁澤龍彦さんなどもエッセイで取り上げていた様に思います。タイトルの続き 人には告げよ 海人の釣舟(百人一首 十一番)

待合室から駅前が見えます。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

屋内の柱に建物財産標がありました。日本国有鉄道と記されたオリジナルっぽいですね。明治27年6月となっています。

1894年の駅開業の時です。でも築130年という建物ではないと思います。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

駅舎出入口から正面。右側の漢方薬局竹乗天命堂、建物が素晴らしい。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

その通りから少し斜めになりますが駅舎全体をどうにか撮りました。一直線の瓦屋根がすごい。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

駅前通り(県道468号線)の西側を見ます。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

西側から駅舎。切妻に妻壁飾り。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

角度を変えました。右にはホーム上屋が駅外まで出ています。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

こちらは東側を見ています。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

駅舎を東側からアップです。屋根の美しさを記録しています。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

道から駅舎。大きいですね。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

東の線路際から神戸駅方面。遠くに県道49号線広島空港大橋が見えます。

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと【木造駅舎巡礼02】山陽本線28/38
※2020年8月撮影

河内駅、瓦屋根が極美でした。周囲の山々も、駅前商店街も静かで良いところでした。

【木造駅舎巡礼02】山陽本線29 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)

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