トップ画像は、西武多摩湖線西武遊園地駅南側の公園口架道橋を渡る西武遊園地行電車。
西武遊園地駅南口改札の外です。

駅前はなだらかな坂になっています。

右、盛土の上に多摩湖線。線路の下をくぐると赤坂道があって都立狭山公園です。

駅舎正面、というか右側からもアクセスできる様になっています。

下の道まで降りて来ました。

多摩湖線の下をくぐって赤坂道の方に歩きます。ここから一部2021年1月に再撮に行ったカットが含まれます。夕刻なので西日が強く、暗部は暗いです。

赤坂道の向こうに都立狭山公園が広がっています。高い土手は多摩湖(村山貯水池下ダム)の堤。公園に入ると右に氷川神社があります。

氷川神社の正面。

現在は地元多摩湖町の鎮守です。

祭神は、須佐之男命(氷川大神)。

神社は、明治14年(1881年)の再建。

隣に境内社の稲荷神社があります。

拝殿の奥に本殿がありました。

赤坂道に戻って南の方に下ってゆきます。

公園口架道橋が見えました。トップ画像は、この時に通過した多摩湖線の電車を撮ったものです。

公園口架道橋の右(南)側に「初代村山貯水池駅があった」と書いた駅の痕跡らしきものが見えました。

赤坂道をさらに南に歩くと東村山市の有形民俗文化財に指定されている「馬頭観音」(文政七年1824年建立)「石橋供養塔」(観音座像/寛政七年1795年建立)「光明真言供養塔」(弘法大師座像の下に梵字光明真言/明治26年1893年建立)がありました。

その60mほど先に「庚申塔」(下宅部邑講中/明和四年1767年建立)「奉納坂東西国秩父百所供養塔」(明和四年1767年建立)「新道碑」(地方税補助と地元住民220人の協力で赤坂道が整備されたことを記す/明治三十三年1900年建立)があります。

東村山市教育委員会の説明看板には以下の様に書かれています。
赤坂道は、古くから武蔵国多摩郡の国分寺、府中方面と、入間郡の所沢・入間川方面とを結ぶ道で、その名のとおり、赤土の急坂で難路でした。
今でも坂道に沿っていくつかの石造物がのこされており、赤坂道の歴史を良く伝えています。
それらのうち次の七基が市の有形民俗文化財として指定されています。
それが上の写真2枚の6基です。※道路改修祈念碑(大正十四年1925年建立)は写っていません。
西武遊園地駅に戻ります。

西武遊園地駅の東側から駅に戻りました。

これにて西武鉄道多摩湖線の【駅ぶら】は終了です。次回は国分寺線に乗ります。
(写真・文章/住田至朗)
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