トップ画像は、JR西日本山陰本線人丸駅。駅名が一風変わっているので過去に山陰本線で通った時に駅名標を撮ったことがあります。
人丸駅の前に、風景をご覧ください。長門粟野駅を出発してすぐの写真です。国道191号線が山陰本線と海際を並走します。北側には油谷湾の美しい海景。国道の陸側に山陰本線が通っていて、基本的には車窓から写真と同じ景色が見えます。左が長門粟野駅から見えた串山(56.4m 島です)。

右手(東側)には長門市の半島が見えます。油谷島という名前ですが半島と地続きです。

湾に浮かぶ海上灯台。海の青が綺麗ですね。

この景色の直後、山陰本線は短いトンネルに入ります。国道にはトンネルはありません。
人丸駅出入口には赤い鳥居があって「元乃隅神社」という扁額がかかっています。2017年(平成29年)11月に設置されました。駅を利用する度に鳥居をくぐるという珍しい駅です。余談ですが、宗教上の理由で鳥居をくぐらない知人がいました。

駅出入口の横に「元乃隅神社」の案内看板がありました。クルマで20分程の場所なので、123基の鳥居のトンネルと6mの大鳥居を見に行きたかったのですが、この日の旅程、時間が読めないので泣く泣く諦めました。

駅舎待合室には複数の利用者が居ました。おそらく11時9分の上り長門市行列車に乗る方々ですね。爺様のアロハ、カッコ良い!

改札口から駅出入口。鳥居の赤が強烈。

出入口から駅前広場。ロータリーがあります。

駅舎側は下り単式3番線ホーム。見えている島式ホームは上りホーム。

本当に風光明媚な場所にある駅です。そして赤い鳥居がちょっと不思議な雰囲気です。
(写真・文章/住田至朗)
「【木造駅舎巡礼10】山陰本線」一覧