小田急トラベルは、同社が運営する4店舗のうち、小田急トラベル旅行プラザ新宿西口店・旅行プラザ町田店・旅行サロン代々木店の3店舗を2022年2月末に営業を終了する。
小田急グループとして、団体・法人営業の機能は継続。
2022年春にオンライン中心の販売チャネルへ移行
小田急グループでは、アフターコロナを見据えた旅行業強化にむけ、2022年4月から小田急電鉄を事業主体とする新たな運営体制による旅行商品の造成、販売を展開していく。
なかでも、重点分野のひとつに「観光 × 経験」を掲げ、沿線にある国内有数の観光地、箱根、江の島・鎌倉、大山の多様な魅力の提案による新規需要開拓と、地域の特色を活かした新たな観光体験の創出に、小田急電鉄が主体的に取り組んでいる。
こうした流れのなか、今後はおもな販売チャネルを店舗からオンラインへとシフトし、旅行商品の企画から造成、販売までを小田急電鉄が主体となって行いく。
また、旅行商品は、箱根などの沿線に特化して交流人口を創出する役割を強化することに加え、小田急電鉄公式サイトや観光情報サイト「箱根ナビ」での提案強化など、利便性向上を図ってまいく。
さらに2023年春には、より機能を強化した新たなオンラインサイトを開設する予定。宿泊・交通・着地型観光などをユーザが自由に組み合わせて購入できる「ダイナミックパッケージ」の機能をつける。
MaaS 機能と連携し、これまでにない新たな旅行スタイルの提案
小田急グループは、本年4月に新経営ビジョン「UPDATE 小田急」を策定し、沿線をはじめ事業を展開する地域とともに成長する「地域価値創造型企業」に向けた取り組みを推進。
小田急グループが推進する MaaS 機能と連携し、これまでにない新たな旅行スタイルの提案も行っていく。
また小田急トラベルは、小田急電鉄の旅行業者代理業者として一部店舗での旅行商品の販売や、これまでのノウハウを活かした旅行業のサポートと情報発信を担っていく。
これにより、地域や行政と連携した商品造成を強化することで、ユーザへ提案する価値を高めていくという。
画像:鉄道チャンネル
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/)



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