※2022年6月撮影
トップ画像は、「ニッケコルトンプラザ」南にある千葉県立現代産業科学館。
千葉県立現代産業科学館のお向かいに「ニッケ鎮守の森(ニッケ織姫神社公園)」があります。

内容を写します。
「おりひめ神社
当神社の御祭神は天照大神様である 昭和の初め、伊勢の神宮より御分霊を御奉遷申し上げ、この森にお神鎮り願った 当初 御社殿は千葉県東葛飾郡中山町大字鬼高「共立モスリン株式会社中山工場」内の森を神域として設けられ 昭和十六年には合併により「日本毛織株式会社」へ そして昭和六十三年に「ニッケコルトンプラザ」へと引き継がれた。現在の御社殿は 昭和十一年の造営で昭和四十六年にカヤぶき屋根を銅板ぶき屋根に改修し今日に至っている
御神徳として商売繁盛、厄除開運、縁結び、学業成就等を有せられる 〈後略〉」
何故「天照大神」がおりひめ神社なのかは、説明されていません。
「ニッケコルトンプラザ」の喧噪とは別世界の静寂。

神様にご挨拶します。

※2022年6月撮影
拝殿の前から「ニッケ鎮守の森」を見ています。

西側に寿稲荷大明神も鎮座されています。御キツネ様にもご挨拶。

静かな森の公園です。

不思議な模様のチャボがいました。

「ニッケコルトンプラザ」南側の道を東に歩きます。

少し南に鬼高遺跡公園があります。

石碑がありました。

市川市教育委員会の案内看板によれば
「鬼高遺跡は、昭和12年(1937)旧共立モスリン工場造成工事の際に発見されました。工事では水田下1mほどで貝殻が出土、さらに下から獣骨、坑木、土器などが出ました。
遺跡は、古墳時代後期(5世紀後半)の海辺の遺跡、特徴は岸近くの海上に住居を築き漁撈中心の生活をしていたと考えられます。〈中略〉貝塚からはマガキ、ハマグリなど陸地近くで捕獲できるものが見つかり、魚骨、魚鱗、のほか漁具の土錘も発掘されました。
多く発見された土器は鬼高式土器。遺跡は鬼高式土器の標識遺跡として考古学史上重要なものの一つです。
昭和63年7月5日指定 指定面積2.479㎡ 平成11年3月 市川市教育委員会」
広大な公園ではありませんが、緑が多く気持ちの良い風が吹いていました。

「ニッケコルトンプラザ」の東側、往きと反対側を通って鬼越駅に戻りました。

では、鬼越駅から京成中山駅に向かいます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※ニッケの協力を得て撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。