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※2022年6月撮影

トップ画像、京成中山駅【駅ぶら】は法華経寺参道を北に歩いてきました。前回の奇妙な酒屋さんの奥に軽食のお店があります。

遠く五重の塔が見えます。

法華経寺境内に入ります。五重の塔が正面に現れなかなか感動的な瞬間です。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

現場にあった市川市教育委員会の案内看板の内容。

「日蓮宗大本山法華経寺

正中山法華経寺は、祖師日蓮の足跡がみとめられる日蓮宗の霊跡寺院・大本山です。中世、この地には下総国守護千葉氏の被官達が館を構えていました。彼等が日蓮に帰依し館に持仏堂を建立。後にそれが法華経寺の濫觴(らんしょう=起源)です。千葉氏の氏寺となり有力化した戦国時代に法華経寺を名乗ります。法華経寺には日蓮の書いた文書など国宝、重要文化財が多数保管されています。平成10年12月 市川市教育委員会」

境内から五重の塔。大正5年、重要文化財に指定されています。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

五重の塔は、

「建築されたのは江戸時代、元和八年(1622)。本阿弥光室が親の菩提を弔うために加賀藩主前田利光の援助で建立。高さ約30mは標準的ですが、軒の出が少ないので細長く見えます。〈中略〉内部は、極彩色や朱漆(しゅうるし)で塗られた荘厳なもの。昭和五十年に修理が行われ外部に弁柄塗りが施されました。平成11年3月 市川市教育委員会」

五重の塔の横に釈迦如来座像(大仏)。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

左手前に市川市教育委員会の案内があります。

「市川市指定有形文化財 法華経寺銅造釈迦如来座像

鋳造の青銅製、像の高さは3.45m。享保4年(1719)に造立。鋳物師は江戸神田鍋町の太田駿河守藤原正義。〈後略〉令和3年3月 市川市教育委員会」

横から大仏と五重の塔。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

さらに北側の寶殿門の方に歩きます。

右には大荒行堂。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

門をくぐると深い森の様に陽光が遮られます。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

その奥に聖教殿。昭和6年に国宝の日蓮真筆、重要文化財64点などを保存するために建築されました。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

お寺ですがお稲荷様も祀られていました。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

太田稲荷大明神。御キツネ様が良いですね。ちょっとホッとしてご挨拶。

こりゃぁ 凄い【駅ぶら05】京成電鉄 本線76
※2022年6月撮影

広大な法華経寺の境内、次回も歩きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

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