町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
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※2022年8月撮影

トップ画像は、JR四国土讃線吾桑（あそう）駅。

土讃線は、須崎駅から山々を桜川が削った谷地を北上しています。

国道494号線から東に桜川を渡り川沿いの道を南に上って吾桑の町を見下ろす丘に吾桑駅がありました。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

駅舎は、土讃線の西側。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

1982年（昭和57年）の吾桑駅。基本的な形は同じですが瓦葺きの切妻屋根でした。管理人さんの許可をいただいてリンクしています。

駅出入口。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

建物財産標は見つけられませんでした。駅が開業した1924年の木造駅舎ですがキレイに改修されています。

待合室に入ると正面に影野駅、土佐久礼駅と同じかわいらしいラッチがあります。窓側に木製ベンチ。無人駅ですが窓口は残されています。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

発車時刻表を見たら15分ほどで13:54（黄色のアンダーライン）の上下列車が来ることが分かりました。

列車交換します。それまでにホームなどの空舞台を撮ります。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

待合室には生花が飾られています。常時管理するボランティアさんがおられるのでしょう。待合室はとてもキレイな状態に保たれています。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

駅舎は上りホーム側にあります。奥は高知方面。左に引き込み線がありますが草に埋もれていました。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

ホームの下り側に構内踏切があります。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

下りホーム駅名標。

町を見下ろす丘の上に駅がありました　JR四国土讃線　吾桑駅【木造駅舎コレクション】67
※2022年8月撮影

次回は、上下の列車が来ます。

（写真・文/住田至朗）

※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』（弘済出版社/1997）、『週刊朝日百科 JR全駅･全車両基地01-60』（朝日新聞出版/2012-2013）、『山陽･四国920駅』宮脇俊三･原田勝正編（小学館/1993）、『停車場変遷大事典　国鉄　JR編1-2』（JTBパブリッシング/1998）他を参照しています。

※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者･関係者等のご厚意で撮らせていただいています。

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