古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
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※2022年8月撮影

トップ画像は、JR四国徳島線小島（おしま）駅。「絵になる」という表現が相応しい駅の佇まい。

吉野川の南側、国道と並行する駅前通りに面しているという、お隣の穴吹駅とよく似た位置関係の駅。ですが穴吹駅と違うのは、駅周辺に人の気配がほとんどなかったことでした。

近隣には住宅もあるのですが、何故か森閑とした雰囲気。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

徳島線の北側に駅舎、線路の南は、極端ですがそれこそ室戸岬まで山々が連なっています。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

線路沿いのフェンスの向こうに島式ホームが見えました。手前に引き込み線と車庫。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

植物に詳しくないので種類は分かりませんが、駅舎の前にゴッホが描いた様な大木が2本ならんでいます。とても古風な木造駅舎です。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

駅舎西側。シンプルな切妻の本屋の周囲に大きな庇がぐるりと巡らされています。この角度は庇カットですね。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

駅出入口。

この駅にも赤い丸ポスト。建物財産標は発見できずでした。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

待合室に入ります。無人駅ですがキレイな生花が飾られています。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

窓口は残されています。「運行情報等表示端末」はありません。ガランとした印象でした。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

窓側に木製ベンチ。見事なのは百合の花でしょうか。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

駅舎のホーム側はすぐに構内跨線橋。発車時刻表、運行本数の少なさが分かります。

古風な木造駅舎　JR四国徳島線　小島駅【木造駅舎コレクション】167
※2022年8月撮影

次回はホームに渡ります。

（写真・文/住田至朗）

※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』（弘済出版社/1997）、『週刊朝日百科 JR全駅･全車両基地01-60』（朝日新聞出版/2012-2013）、『山陽･四国920駅』宮脇俊三･原田勝正編（小学館/1993）、『停車場変遷大事典　国鉄　JR編1-2』（JTBパブリッシング/1998）他を参照しています。

※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者･関係者等のご厚意で撮らせていただいています。

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