※2022年8月撮影
トップ画像は、JR四国徳島線辻駅。いよいよ今回のJR四国木造駅舎撮影ツアーのラストの駅になりました。
駅舎はJR四国に受け継がれた後、21世紀になってから大きく改修されて店舗が入店していました。最初はラーメン屋、次にうどん屋、さらに弁当屋と店舗は入れ替わり、現在は「空き店舗募集中」です。
国道192号線の北側、徳島線の南側に駅舎はあります。
旧国鉄時代の1983年(昭和58年)の辻駅舎。これは改築ではないでしょうか?・・・と言うくらい現在の姿とは違っていました。でも駅舎前面の上屋を支える柱に面影が・・・。管理人さんの許可をいただいてリンクしています。
越屋根風の採光が屋根にのっています。これはある種“JR四国のアイコン”ですかね。(笑)
駅舎東側。
西側に路線バスの停留場と駅出入口があります。
駅名の下の看板、かすれて読み難いですが「空き店舗募集中」と張り出されていました。こちら側の窓は待合室です。
ここが駅出入口。
細長い待合室に木製ベンチがならんでいます。
反対に出入口側を見ています。生花が飾られていて少し和みました。
発車時刻表。穴吹駅から佃駅方面は運行本数が少ないです。訪問したのは14時でしたが、16時台まで2時間ほど列車は(上下とも)ありません。
次回はホームに出ます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。
※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。



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