※2023年8月撮影
トップ画像は「高幡山明王院金剛寺」。「土方歳三像」の脇から赤い「弁天堂」が見えます。
池を渡ります。
お社には「福徳弁財天」が祀られています。神様にご挨拶しました。
そろそろ「高幡不動尊」をお暇(いとま)いたします。
弁天様の境内側に大きな「玉南電鉄碑」が立っています。残念ながら100年近く風雨にさらされた文字は、ほとんど読めませんでした。
前に立つ説明板の内容です。
「玉南電気鉄道の祈念碑
京王線は大正2年に笹塚・調布間が開通。同年5月からは新宿・府中間に直通電車が運転されました。さらに、府中・八王子間の建設という地元の強い要望がありましたが、京王電気軌道は揺らん期の苦闘時代にあったため大正11年別会社「玉南電気鉄道株式会社」を設立、新線の建設に着手しました。
こうして大正14年3月24日に府中・八王子間が開通、26日には高幡不動駅構内で開通式が挙行されました。その後大正15年12月京王電気軌道と合併し、軌道幅も統一して新宿・八王子間の直通運転が開始されるに至ったのです。
この碑は、昭和2年10月、玉南電気鉄道創業当時のいきさつを記して建立されたものです。」
1927年(昭和2年)ですからほとんど100年経とうとしています。
何度も買物をしたお土産屋さん。右端の「開運そば」が食べたくなりました。
参道のお寺側に「開運そば」の本店があります。
13時をかなりまわっていたので、店内が空いていることを期待して入ります。
席は「一発逆転席」「金運招来席」などの小さな幟付き。
筆者は「金運上昇席」で「開運そば」(900円税込)をいただきました。
コシのあるお蕎麦が美味しい! 御馳走様。
でも、一発逆転席にすべきだったかな・・・。(笑)
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)



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