※2023年4月撮影
トップ画像は、「各駅停車京王八王子行」の前面展望。「北野駅」は西側で北西に進む「京王本線」と西からの「高尾線」が平面で交差しています。
筆者の乗る2番線の「各駅停車京王八王子行」より先に1番線の「高尾山口行」が出発しました。

続いて「京王八王子行」も発車。

「高尾山口行」は「高尾線」の下り線に入りました。

「京王線」は右にカーブしてゆきます。「高尾線」と「京王線」の間に保線車両の引き込み線があります。

さらに右カーブが続きます。

直線になって「野猿街道」の下をくぐります

八王子に住む友人たちから「野猿(やえん)街道」の名前はよく聞いていましたが、筆者には馴染みがありません。左に「JR横浜線」の車両が見えています。

「JR横浜線」は左にカーブして離れてゆきます。

「JR中央線」と「JR八高線」の下をくぐってに左カーブします。

ちょっと分かり辛いかもしれませんが、頭上を越えている手前が「JR中央線」、奥が「JR八高線」です。

上り電車とすれ違いながら左にカーブして下ってゆきます。

この先で京王線は地下を進みます。

1980年代後半に地下化工事が行われて1989年(平成元年)京王八王子駅は10両編成に対応する地下駅になっています。
地下部分では前面展望は撮影できません。

「北野駅」から「京王八王子駅」までの駅間は、1.8kmです。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)