※2023年10月撮影
トップ画像は、「高尾登山電鉄」のケーブルカー「高尾山駅」の「高尾山駅展望台」側。
「高尾山駅」を見下ろせる展望台もあります。

ホームにケーブルカーが停まっているのが見えました。

リフトの「山上駅」に向かう途中に「不思議童子像」があります。

ケーブルカーから5分ほど歩くと「リフト山上駅」です。

まだお昼過ぎなので下山をする人は多くありません。

チケットを買ってリフトに乗ります。

「リフトの乗り方」の説明があります。

筆者の順番です。

何度も乗っていますが、久しぶりなのでちょっと緊張します。
足下の動いているベルトに乗って、背後から来るリフト(つまりベルトの方が微妙に遅い)に坐る、ソレだけです。
リフトの速度は、およそ4km/hとほぼ歩くスピード。「山上駅」の海抜は462mあります。

リフトに乗っている間はスマホもデジカメの使用も注意です。
リフトは、1964年(昭和39年)東京オリンピックの年に開業。当初は「一人乗り」でスタートしました。1971年(昭和46年)9月にはベルトコンベアー式乗降装置を採用し、ユニークな二人乗りリフトとなり、高尾山の大きな魅力の一つとなっています。
全長は872メートル、乗っている時間は約12分。下りは下界の景観が見事です。詳しくは「高尾登山電鉄」さんのサイトをご覧ください。
下から31本ある支柱の10番辺りの脇の斜面にカメラマンが待っていて、合図をすれば記念写真を撮影してくれます。デートで来たら必須アイテムですね。
海抜225mの「山麓駅」に着きました。ベルトから下りたところでポケットからコンデジを取り出しました。

ベルトと下りるホーム(?)はこんな感じです。

リフトから少しスピードが遅めに動くベルトに降ります。

ベルトから動かない脇に出ます。これで無事に到着。

このリフト「山麓駅」が意外に高い所にあるのです。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄・高尾登山電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)