北陸新幹線の白山総合車両所に隣接する「白山市立高速鉄道ビジターセンター(施設愛称:トレインパーク白山)」の施設概要が明らかになりました。
トレインパーク白山は、北陸新幹線の新幹線技術および車両基地を広く紹介するとともに、白山市、能美市、野々市市及び川北町における広域的な観光振興、にぎわいの創出を目的とする施設です。
走行する新幹線を間近で見られるだけでなく、白山総合車両所内の点検・設備の様子を見学できるエリアなども設けられています。
休館日は毎週水曜日と年末年始(12月29日~1月3日)、開館時間は9時~17時(最終入館受付は閉館時刻の30分前)。季節等により開館・閉館時刻の変更や休館日の変更などが生じる場合があります。
入館料金は高校生以上のおとなが500円、中学生以下のこどもは無料。「こどもあそびエリア」「新幹線学びと体感エリア」それぞれで入館券の購入が必要。シミュレータ利用料金は大型300円・小型100円ですが、利用には「新幹線学びと体感エリア」の入館券が別途必要です。
入館券はWebチケットストア「Webket」にて事前購入できるほか、館内での当日購入も可能です。ただし事前チケットが完売した場合、当日発売はありません。予約は来館月の前月1日から受け付けているので、早めにチケットをおさえておくのが良いでしょう。
アクセスは「加賀笠間駅」から徒歩約15分。
公式ホームページは本日18時以降に公開予定。今後は同館ホームページで最新情報を発信していきます。
【各フロア概要】新幹線シミュレータも楽しめる!観光情報も充実、こども向けの遊び場も
冒頭で挙げた「屋上展望エリア」以外のフロアも紹介します。

1階の観光情報おみやげエリアでは、観光情報掲示板や遊び感覚で楽しく観光スポット検索できるタッチパネル型の観光情報テーブルのほか、白山市、能美市、野々市市、川北町の特産品や、施設のオリジナルグッズを販売します。

同じく1階の「新幹線学びと体感エリア」では、「ここでしか見られない、体験できない」をコンセプトに、普段は見ることができない知られざる北陸新幹線の魅力とそれを支える人達を紹介します。
実際に使われていた台車やパンタグラフを間近に見ることができるほか、運転士が訓練で使用するシミュレータの体験もできます。

3階の「こどもあそびエリア」では、白山市の自然をテーマにした、絵本の世界を旅するような体験を提供します。白山を模した複合遊具の設置や、壁面を泳ぎ回る海の生き物の映像が子供たちの動きによって様々に変化するデジタルアトラクションを設置。フロアいっぱいを使って走り回ることができるエリアとなっています。

4階の「新幹線見学エリア」は、普段見ることのできない白山総合車両所内の点検・設備の様子を工場の音とともに学ぶことができる場所です。
(画像:JR西日本)
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