車両基地に並ぶ新鋭80000形車両(写真:新京成電鉄)

千葉県の新京成電鉄は2024年3月23日にダイヤを改正する。コロナ禍後の社会変容で、オフピーク通勤が浸透しつつある現状に呼応して、平日朝6時台に列車を増発する。

新京成線は松戸~京成津田沼間26.5キロの路線で、松戸方向が上り、京成津田沼方向が下り。京成津田沼、新津田沼、北習志野、新鎌ヶ谷、八柱、松戸の6駅で他社線に接続する。

今回の改正では、6時台に車両基地のあるくぬぎ山発新津田沼方面の下り列車1本を増発。新津田沼、北習志野の両駅の混雑を緩和する。6時台後半の新津田沼着は、4~5分ヘッドダイヤになる。

増発列車の折り返しで、新津田沼発の上りは6時台に1本増えて1時間当たり8本ダイヤに。

このうち3本は新津田沼始発、5本は京成津田沼始発になる。続く7時台も、運転区間が一部延長される。

22時以降の深夜時間帯は、利用状況に応じて平日、土休日ともに運転間隔を見直し。現行平日上り約12分、下り約11分ヘッドのところ、改正後は上り約15分、下り約14分に修正。土休日は同じく現行上下とも約12分間隔のところ、平日と同じく上り約15分、下り約14分間隔になる。

初電、終電時刻に変更はない。

記事:上里夏生

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