※2024年8月27日撮影
トップ画像は有間川駅。日本海が広がっています。
かつて北陸本線有間川駅~浦本駅間は、現在よりもずっと海の近くをはしっていました。
しかし地すべりなどの災害が多発したコトなどで長大トンネルが建設され、北陸本線はより安全な形で複線化・電化がなされました。
以上の様な理由で有間川駅から名立駅間4.2kmには、3,601mの名立トンネルなどがあって地上を走る区間がとても短くなっています。
名立トンネルを出るとすぐに名立駅、駅の向こうにも11,353mの長大な頸城トンネルの坑口が見えています。
相対式ホーム2面2線の間に優等列車や長大な貨物列車が通過できる駅構造になっています。
ホームは高架です。後方に名立トンネルの坑口が見えます。
駅名標。背後に名立川が流れています。
海側に北陸自動車道の高架が見えます。遠くに海も見えますが2kmほど離れています。複線化・電化される以前の名立駅は、かなり海の近くにあった様です。
名立駅を出て頸城トンネルに入ると4.2kmで筒石駅があります。頸城トンネル内に筒石駅ホームが作られています。
北陸本線の複線化・電化以前は、日本海のすぐ側に筒石駅があった様です。しかし頸城トンネルができて、筒石駅の存続を望んだ住民のために工事用の斜坑を利用しトンネル内に新たに筒石駅が設けられました。
筒石駅ホームは、地上駅舎まで約40mの高低差を階段で登り降りする必要があります。ビルで言えば約10階分の高さです。ちょっとキツいかな・・・。
トンネルを抜けると能生駅です。筒石駅からは7.5km。
島式ホーム2面4線の大きな駅です。
駅名標。
この駅も複線化・電化で海の側から山側の新線に駅が移されています。
能生駅を出発すると能生川を渡ってトンネルに入ります。
そしてトンネルを出ると浦本駅。能生駅からは5.1km。
複線化・電化以前からの駅なので、長いホーム。古く魅力のある木造駅舎が残っています。
ホームの待合室と駅名標。右奥に日本海が見えます。
浦本駅を12時47分に出発。貨物列車とすれ違いました。牽引はJR貨物の交直流電気機関車EF510形です。
駅が見えてきました。
浦本駅から3.5kmで梶屋敷駅です。
ありゃ? 島式ホームの右側、駅舎のある単式ホーム側は、途中で線路が無くなっています。
駅名標。原因不明で、一瞬コンデジが不調でした。画像がヘンです。
直後に撮った写真は大丈夫でした。長年使用しているコンデジですが、こういう現象はほぼ初めてでした。下手なカメラマンのミスかもしれませんが ・・・。
進行する車両の中では、モニターで撮影した画像をチェックする時間的余裕がありません。画像がヘンなのは帰宅してから気付きました。
このまま撮影進行します。
(文・写真) 住田至朗
※えちごトキめき鉄道の許可をいただいて撮影しています。
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。



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