※2024年8月27日撮影
トップ画像、あいの風とやま鉄道521系交直流電車は、スムーズに加速します。
右側に富山地方鉄道の線路が見えます。

魚津駅が近づいてきました。しかし凄まじく複雑なポイント群です。いつも「どうやってコントロールしているのだろう?」と感心してしまいます。かつては貨物駅もあった様です。

それにしても側線がたくさんある大きな駅です。魚津駅は単式ホームと島式ホーム1面2線。

黒部駅から6.3kmで魚津駅に到着。入線する単式ホームに駅舎があります。

山側の駅名標。

海側の駅名標。2017年12月に撮った写真です。

明治時代に開業した歴史のある駅です。
駅舎、2017年12月の写真。

駅を出ると魚津駅の富山側は高架線になりました。右に富山地方鉄道の電鉄魚津駅。

高架線が終わり地上に下ります。

右手前で富山地方鉄道が離れて行きます。この後、あいの風とやま鉄道の下をくぐって富山地方鉄道は山側を並走します。

早月川を渡ります。

魚津駅から5.0kmで東滑川駅です。相対式ホーム2面2線、手前に構内踏切があります。上りホームの左側を富山地方鉄道が通っています。接続駅はありません。

駅名標。背後は富山地方鉄道の線路です。

この駅は、戦前に信号場として開設され、戦後、駅に昇格しました。JR西日本を経てあいの風とやま鉄道に継承されています。無人駅です。
東滑川駅を出発して700mほどで左に富山地方鉄道早月加積駅ホームが見えました。

2019年7月に早月加積駅から撮影した写真。あいの風とやま鉄道線をJR貨物列車が通過していました。

先頭の電気機関車は、元はJR東日本で寝台特急「北斗星」を牽引していた交直両用電気機関車EF510-508です。夜行寝台列車全廃でJR貨物に譲渡されました。しかし24系客車と同じ青い車体に金色のラインの「北斗星カラー」はそのまま残されています。
ちなみに、こちらは2015年6月に旅先の郡山駅で偶然見かけた寝台特急「北斗星」。夜行寝台全廃まで2ヶ月もないタイミングでした。先頭車両は、EF510-514。

すいません話が脱線(って縁起でもない)しました。
もう一枚、こちらも、2019年7月に富山地方鉄道浜加積駅ホームから撮影したあいの風とやま鉄道電車521系電車。これはJR西日本から譲渡された編成ですね。

こちらが富山地方鉄道の全駅を回ったコラムの第1回です。21回まであります。
話を2024年8月27日に戻します。
東滑川駅から滑川駅に向かっています。

滑川駅へのアクセスです。

東滑川駅から3.5kmで滑川駅です。カーブ続きだったのでホーム直前の写真になっています。

これは富山地方鉄道滑川駅ホームから撮影したあいの風とやま鉄道の滑川駅。実は8月27日は利用者様がとても多くてホームを撮影することができなかったのです。たぶんツアーの団体様だった様です。

同じく駅名標。

実は、筆者が青春18きっぷを知って初めての鉄道旅行。記念すべき最初の宿泊地がこの滑川でした。2009年(平成21年)8月。15年前です。まだJR西日本の北陸本線時代の駅舎。

オマケ。
その旅で「ほたるいかミュージアム」に行きましたが、2009年当時、16時半閉館、入館は16時まででした。え~っ!そんなに早いの? ・・・と驚きましたが、入館できなかったのです。それで唖然とミュージアム前で海を眺めた時の写真。16時過ぎです。

ちなみに生きたホタルイカを見るコトができるのは3月中旬から5月末までの様です。時期は年によって変化するので事前に調べてから行きましょう。時間は早い目に!(笑)
ほたるいかミュージアム。
次回は 水橋駅に向かいます。
(文・写真) 住田至朗
※あいの風とやま鉄道の許可をいただいて撮影しています。
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。